長引く寒波、週末も=日本海側は引き続き大雪警戒―気象庁
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2025年02月07日 09:31 時事通信社
強い冬型の気圧配置が長引く日本列島は、7日も東北や北陸を中心に大雪となった。今冬一番の寒気は週末も流れ込み続ける見込みで、普段雪が少ない太平洋側でも積雪となる所がある。気象庁などは、9日にかけて北海道から西日本の日本海側を中心に大雪や暴風雪、高波に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けている。
7日午前1時までの48時間降雪量は、福島県南会津町で98センチと、同地点の2月最多を更新した。岐阜県白川村は80センチ。総務省消防庁のまとめでは4日から6日午後2時までに大雪で1人が死亡、4人が重傷となった。
高速道路は磐越道や中部縦貫道などで通行止めになっている。国内線は全日空が富山や新潟などを発着する便の欠航を決め、日本航空は青森や山形などを発着する便の運行に影響が出る可能性があると発表した。
8日午前6時までの24時間予想降雪量は多い所で、東北と北陸80センチ、岐阜県70センチ、近畿と中国60センチ、関東甲信50センチ、九州北部40センチ、四国30センチ。
9日午前6時までの同降雪量は、東北と関東甲信、北陸、岐阜県、近畿70センチ、中国50センチ、九州北部20センチ、四国10センチ。
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