意図的に体当たりしてくる“ぶつかりおじさん“以外にも、人混みの中には様々なタイプの”おじさん“が潜んでいるようだ。被害を受けないよう注意が必要だ。
東京都の40代女性が若い頃に銀座で遭遇したのは“蹴りおじさん”だ。
「少し禿げた50代から60代くらいのおじさんに、すれ違いざまに向う脛に思い切り蹴りをいれられました」
銀座のオフィスから日中に研修に移動する際、交差点での出来事だった。(文:長田コウ)
「ぷー、と細かいつばをこちらに飛ばし去っていきました」
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一瞬のことで状況を素早く読めないでいると、そのおじさんは交差点の反対側に小走りで駆け抜けて、見えなくなってしまったという。そのまま交番に駆け込みたかった女性だが、研修の時間に間に合わない可能性があったため諦めたそう。数日後、脛は真っ黒になったようで、衝撃の大きさが伝わってくる。
渋谷駅では“ぶつかりおじさん”の被害を受けたそう。
「こちらもなぜか少し禿げた50代から60代くらいのおじさんに、すれ違いざまに肩を強くぶつけられました」
一緒にいた小さな娘は驚いて「あのおじさん、わざとぶつかってきた!」と声を上げた。しかし、男は謝ることもなく素早く逃げていった。
さらに、原宿駅では“つば飛ばしおじさん”に遭遇したのだ。子どもを乗せ自転車で移動していた時だった。
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「自転車で追い抜きざまにおじさんが、ぷー、と細かいつばをこちらに飛ばし去っていきました」
想像しただけでも不快感が極まりない。「こういうおじさんがあまりにあちこちに生息していて、なかなか油断なりません」とこぼした女性。しかし、ある共通点を発見したようだ。
「不思議と、風貌(禿げたサラリーマン風)、低身長、年代が共通しているので、なるべく遠く避けるようにしていたら、被害に遭いにくくなりました」
また、子供といると「抵抗しにくい対象」として狙われているような気がしているという。
街中だけでなく、電車の中でも同じような被害に遭ったこともある。だが交番に行くも犯人は捕まらず、悔しい思いをしたようだ。
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