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子育てをする上で、街の雰囲気や交通の利便性は重要なポイントとなってくる。大東建託は2月5日、「子育て世帯の住みここちランキング2024(首都圏版)」の調査結果を発表した。調査は首都圏に住む20歳以上50歳以下、既婚、子どもがいる世帯を対象に行われた。(文:長田コウ)
子育て世帯の街「駅」の住みここちランキングで、トップとなったのは東急目黒線の「奥沢」(東京都)だ。居住者からはこんな声があがった。
「閑静な住宅地で伝統がある。自由が丘や田園調布が近くおしゃれなお店が沢山ある」(50代男性)
「都心へのアクセスが良いが、ちょっと田舎感があるのが気に入ってる」(30代女性)
築地・新富町エリア「治安がよい、ファミリーが多くて子どもの繋がりが多い」
次いで、2位は東京メトロ日比谷線の「築地・新富町エリア(築地・東銀座・築地市場・新富町)」が続いた。居住者からは、
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「治安が良く緑が多い街」(20代女性)
「銀座に近く、ステータスとして自慢できる」(30代女性)
と、アクセスや治安の良さが共通して挙げられた。
3位は、東京メトロ半蔵門線の「清澄白河」(東京都)となった。
「交通の便が良い。都心まで出向かなくても、自転車で行ける範囲で事足りてしまう」(30代女性)
「治安がよい、ファミリーが多くて子どもの繋がりが多い」(40代女性)
やはり利便性の高さと子育て世帯が多いことは大きなポイントになるようだ。
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「子育ての街」の住みやすさは? 1位は中央区
一方、「子育ての街(自治体)の住みここちランキング」でトップとなったのは、「東京都中央区」だ。居住者からはこんな声があがった。
「区画整備されており、道路が広く歩きやすい」(40代男性)
「スーパーや薬局、児童館や公園などが徒歩圏内に複数あり、とても子育てがしやすい」(30代女性)
子連れで移動する家族にとって、公園やスーパー、薬局などが徒歩圏内にあるのはポイントが高いだろう。
次いで居住満足度が高かったのは2位の「東京都武蔵野市」。「住みやすい。児童館・図書館などの施設の充実」(30代女性)と子育てに向いているポイントを挙げてくれた。また、「お年寄りも小さな子供がいるご家庭も若い子も住んでいる穏やかで賑わいのある街」(40代女性)と、幅広い年齢層が住みやすいことを評価する声もあった。
3位は、「埼玉県さいたま浦和区」だ。居住者からは、
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「文教地区と名が知られており、住環境はよい」(40代女性)
「塾が多く学校もしっかりしていて、子供の教育面で満足している。治安も良く、安心して住めるところが良い」(40代女性)
というコメントが寄せられ、教育環境の充実ぶりが高評価を受けていることが分かる。子育て世帯は、ぜひこれを検討材料に子育てにぴったりな街への移住を考えてみてはどうか。