“理想の山暮らし”理想と現実が明らかに 静岡市街地から距離30分【住人十色】

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2025年02月08日 07:00  ORICON NEWS

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2月8日放送『住人十色 』より=自然に溶け込むような山小屋風のたたずまい(C)MBS
 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務めるMBSテレビ『住人十色』(毎週土曜 後5:00〜5:30)のきょう8日放送回では、「近い田舎に移住して叶えた、憧れの山暮らしと山小屋風の家」を紹介する。

【番組カット】大自然が間近に!露天風呂のようになる浴室

 住人(アルジ)は静岡県静岡市で暮らす2人の子どもがいる4人家族。6年前、オクシズ(奥静岡)と呼ばれる山間のエリアに新居を構えた。一家が暮らす場所は、市街地から車で30分ほどの距離ながら、林業が盛んで、静岡茶の産地でもある自然豊かな地域。家はそんな環境に溶け込むような山小屋風のたたずまい。外壁の杉板に自然成分の保護材「ウッドロングエコ」を塗装し、新築でも周囲になじむような風合いに仕上げた。

 家の中も木の質感にあふれ、1階の15帖のメインスペースは明るく開放的。小上がりになったリビング以外は杉材の板土間で、ほぼ土足で生活できるようになっている。畑仕事の途中でも、靴のまま家に出入りが可能にした。

 オクシズで暮らすきっかけは、独身時代、出版社に勤めていた妻が取材でこの土地を訪れたことだった。山で出会った人たちの丁寧な暮らしに憧れた妻は、静岡市内の中心部から移住を決意。交際していた夫と結婚後、山暮らしを始めた。夫は市内の会社に勤めているが、車で30分ほどの距離のため、通勤も問題なかったという。ところが、念願だった山暮らしは予想外の連続で、理想と現実のギャップもあったそう。

 新築当初はコストを抑えるため、キッチンにはシンクとカウンターしかなかったが、妻のオーダーを受けた夫が初心者ながらDIYで棚や収納を充実させていった。そんなカスタマイズされたキッチンで、妻は地元の人たちから教わったレシピで作った梅干しや漬物を作る。今では、自家製が当たり前になっているそう。ただ、地元の人たちと同じように畑で野菜作りを始めたものの、鹿や猿が出没して全滅。収穫はかなわなかったという。

 また、家の中には、5メートルもある竹の登り棒やパイプ管で作ったうんていなど、夫がDIYした数々の遊び遊具がある。壁に取り付けたボルダリングの突起やロープも。子どもたちは家のあらゆる場所で遊び回っている。

 自然に溶け込む家からの抜群の眺めを最大限活かした場所が、浴室。窓がフルオープンできるようになっていて、全開するとまさに露天風呂のような空間に。風呂に入りながら、明るい時間は周囲の山や緑、夜は満天の星空が望める。

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