勝ち点1差で迎える“天王山”のマドリード・ダービー…レアル指揮官が語る“カギ”とは

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2025年02月08日 13:17  サッカーキング

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アトレティコとのダービーに向けた記者会見に臨んだレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督
 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が7日、アトレティコ・マドリードとのダービーマッチに向けた前日会見に出席し、意気込みを語った。

 ラ・リーガで首位に立つレアル・マドリードは、2位につけるアトレティコ・マドリードとの天王山を勝ち点1差で迎えることに。その一戦を前にアンチェロッティ監督は「優勝を目指す両チームにとって非常に重要な試合になる」とコメント。さらに「ダービーは常に特別なもので、対峙するのは非常にタフで屈強なチームだ。そして状態も良い。競争的で均衡した激しい試合になるだろう」と続け、ライバルチームへの警戒心を強めた。

 また、前節の試合でDFアントニオ・リュディガーが離脱するなど、スクランブル状態の自チームに関しては、「ルーカス・バスケスと(エドゥアルド)カマヴィンガを起用できるようになった」と語り、「あとは、クオリティと献身性という2つの要素を備えたメンバーを選ぶことだ。その2つが成功のカギになる」と主張。さらに「今季は献身性よりもクオリティに偏っていたかもしれないが、今はその2つを組み合わせようとしているところだ」と述べ、そのバランスを模索していることを明かした。

 そして、多くの問題を抱えている守備面に話を向けられると、「堅い守備は堅実性をもたらし、FW陣が精度を欠いても結果を残すことができる」との見解を示した一方で、「攻撃面は上手くやれている。前線の4人で60ゴールほどを奪っている」ともコメント。キリアン・エンバペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、ジュード・ベリンガムの4選手が残している結果についても言及し、「バランスに欠ける部分もあるが、誰か一人を替えれば問題が解決するわけではない。守備の問題は全選手によるものである」と強調した。

 さらに、守備陣は4選手の負傷離脱者により「緊急事態」になっていることも指摘。その中でフェデリコ・バルベルデやローレリアン・チュアメニのポジションを変えるなどの“修正”を加えることで「全てのタイトルを争えている」と主張し、守備の問題に関しては「前線4人ではなく、全体の問題であり、その問題を解決できると確信している」との考えを口にした。

 レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードが激突するラ・リーガ第23節の一戦は、8日(土)29時キックオフ予定となっている。

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