初瀬亮 [写真]=清原茂樹 今冬の移籍市場でチャンピオンシップ(英2部)のシェフィールド・ウェンズデイに加入したDF初瀬亮が新天地での意気込みを語った。同クラブの公式サイトが初瀬のコメントを伝えている。
ヴィッセル神戸での6年を経てイングランドで新たなキャリアをスタートさせることになった初瀬は、「このような有名で歴史のあるクラブの一員になれて本当に嬉しい。イングランドでプレーすることが夢だったし、このチャンスを与えてくれた監督と会長にはとても感謝している」と述べ、新たな挑戦を「早くスタートさせたい」と溢れ出る思いを口にした。
「このクラブはプレミアリーグに戻るという野望を持ったビッグクラブであり、誰もが僕のことを歓迎してくれた。とてもポジティブな気持ちだよ。最近のチャンピオンシップはよく見ている。とてもレベルが高いことも知っているよ、大きなチャレンジになるだろう。イングランドでプレーしている日本人選手は多いし、彼らは、ここでのプレーと生活は素晴らしい経験になると言っていた」
また、両足から繰り出される精度の高いキックで多くのゴールを演出していた初瀬は「僕のクオリティをファンに見せたい。セットプレーからも多くのアシストを記録してきたし、同様に多くのチャンスを作り、ゴールも奪いたい」と意気込み、「決して諦めることなく、チームメイトを助けるために最後まで戦い抜く」ことを誓った。
そして、直近の記者会見で自身に賛辞を送ってくれた指揮官については「とても良くしてくれて、色々と協力してくれる」と語り、「監督は早くイングランドのサッカーに適応することを望んでいるし、チームに新たなクオリティを与える資質があると思ってくれている。僕の決意にも共感してくれていると思う」との見解を示した。
シェフィールド・ウェンズデイは今後、敵地での2連戦を控えているが、初瀬は「ヒルズボロでの最初の試合が楽しみだね。スタンドから試合を見たけど、あの雰囲気が好きなんだ。僕と家族にとって特別な瞬間になると思う。準備はできているよ」と述べ、本拠地での一戦を心待ちにした。
シェフィールド・ウェンズデイの次戦は8日(土)21時30分からウエスト・ブロムウィッチと敵地で対戦する。
【画像】新天地での新たな挑戦に期待がかかる初瀬亮
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