日本テレビは、特番『アスラクションパーク』(後2:00〜後3:00)をきょう9日に放送する。それに先立って、見どころが公開された。
【番組カット】大健闘!バスケ選手のボールを追撃する浮所飛貴
同番組は、アスリートがアトラクションになったテーマパーク。支配人の劇団ひとりとパーククルーの槙野智章が紹介する4つのアスラクションに、チャレンジャーである芸能人が挑み、“番人”の日本を代表するアスリートと真剣勝負する。ファイナルアスラクションを攻略すればそこまでに獲得したメダル1枚あたり10万円の賞金を持ち帰ることができる。
前回放送時には、数々の一流アスリートによるアトラクションがチャレンジャーたちを苦しめたが、今回は前代未聞のアスラクションが登場する。リーダーを務める渡辺隆(錦鯉)は「絶対(賞金)取るからな!」と意気込み十分。巨大な壁となって立ちふさがるアスリートを相手に、チームを勝利に導くことはできるのか。
まずは「ストップ・ザ・スクラム」に挑む。チャレンジャーはアスリートがスクラムで押し進めるマシンにウエイトを乗せ、待ち受けるバルーンが割れるまでにマシンをストップさせる。マシンの重さは260キロで、ウエイトは10キロと5キロのタンクが30個。チャレンジャー自身もウエイトとして、マシンの上に乗ることができる。
はじめの番人は、2015年ラグビーワールドカップで強豪・南アフリカに勝利し、スポーツ史上最大の番狂わせを起こしたラグビー元日本代表の大野均、畠山健介、真壁伸弥。3人の現役時代の体重を合わせると約340キロ。3人の胸板を触って「ヤバーイ!すごーい!」と大興奮していた村重杏奈が大活躍する。驚異のスクラム力を目の当たりにして渡辺も秘策を考え出す。
次のアスラクションは「シューティング・クルーズ」。アスリートが船に乗っているゴールに向かって放つ3ポイントシュートをさまざまな武器を使って撃墜する。アスリートのシュートを5回防げればメダル獲得だが、その前に5本入れられてしまったら終了。どの武器を選んでシュートを阻止するのかが勝利へのポイントとなる。
今回の番人は、東京オリンピックで史上初の女子バスケットボール銀メダル獲得に貢献した日本代表・高田真希(※高=はしごだか)。昨シーズンの3ポイント成功率はWリーグ1位誇る。しなやかで力強い動きから繰り出される3ポイントシュートを撃墜することはできるのか。
高田の正確なシュートに対し、山崎怜奈が活躍を見せ、初戦から一進一退の攻防を見せる。さらにバスケットボール経験者の菅生新樹も高田にプレッシャーをかける。そして高田から防御のヒントを得ると、村重がコツをつかんで「いいよ、これ最高だよ!」とシュートを阻止。さらに数々のスポーツ特番で優勝してきたという浮所飛貴は「これが特番優勝モンスターや!」と自慢の運動神経を見せつける。しかし、高田も黙っていない。
続いてのアスラクションは「ブレイキンハンター」。アスリートが踊る30秒の間に体にバラバラに貼られた7枚の文字や写真を瞬時に捉え、言葉を推測する。
今回の番人は、ブレイキンのISSIN。ISSINは昨年開催された世界選手権で世界ランク1位のShigekixを破り史上最年少で優勝した。その高い身体能力から繰り出される高速パワームーブが得意技。そのあまりの速さに渡辺は「ダンスがすごすぎて竜巻にしか見えない」と驚く。集中力と動体視力が問われるのだが、何問正解できるのか。
最後のアスラクションは「ピンポン・ザ・サバイバル」。全員が1人1台のミニカーを操作し、アスリートが放つ30球の攻撃から生きのびる。1台でも残れたらここまで獲得したメダルが賞金となる。最後の番人は今回も、東京オリンピック卓球で全競技史上初の3種目トリプルメダリストとなった水谷隼。前回はリーダー・やす子が最後まで粘るも、水谷に仕留められてしまった。卓球界のエンペラー相手に、チャレンジャーは果たして賞金を持ち帰ることはできるのか。
固まらないように散らばる作戦に出るチャレンジャーだが、「僕に狙われたら逃げられない!」と今回も自信満々の水谷。強烈なスマッシュが冴えわたり、長谷川雅紀(錦鯉)からは「大人げないです」と指摘される場面も。リーダー・渡辺が「絶対(賞金)取るからな!」と意気込む。いつになく真剣な表情を見せる渡辺が奇跡を起こすのか。