俳優・永野芽郁が主演したテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『晴れたらいいね』が3月30日午後9時から地上波で初放送されることが決定した。それに伴い、永野へのインタビューが公開された。
【写真】テレ東キャラクター・ナナナの横に並んだ永野芽郁 原作は、自身も看護師の経験がある藤岡陽子原作の同名小説(光文社文庫刊)。舞台は1945年のフィリピン。タイムスリップしてしまった看護師の高橋紗穂(永野)が、戦時中で物資も少なく、死と隣り合わせの過酷な状況ながらも、仲間たちと希望を見失わずに営む日々を通じて、生きる力を取り戻していく姿を描く。
永野は完成された映像に対する感想を聞かれ、「私自身は客観的に見るというより、撮影当時を思い出して見ることが多いので「自分にとっては“熱い”夏になったな」と感じながら見ました」と振り返った。「実際にどういうふうにタイムスリップしたのか、演じているときは完成形が見えてない部分ではあったので、それを監督がまとめ上げてくださって、いろんな世代の方に響くドラマになったんじゃないかなと思います」と話した。
共演した芳根京子については「芳根さんとは初共演だった」と明かし、「撮影初日から大変な時代を一緒に生きてきたような感覚があって、紗穂(サエ)と美津との関係性が最初からできていたと思います」と話した。また、「芳根さんは作品にも役にも、そして相手役の私に対してもすごく真摯に向き合ってくださいました。ご本人はきっと繊細な心をお持ちだと思います」と言い、「私はそばで見ていながら、素敵な俳優さんだなって、同世代の俳優としてすごく刺激を受けました」と語った。