グッドスマイル 初音ミク AMGの2025年カラーリング発表。第3戦セパンでの代役ドライバーも決定

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2025年02月09日 13:20  AUTOSPORT web

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2025年のグッドスマイル 初音ミク AMGとGOODSMILE RACING & Team UKYOのメンバー
 2月9日、スーパーGT GT300クラスに参戦するGOODSMILE RACING & Team UKYOは、千葉県の幕張メッセで行われたガレージキットの祭典『ワンダーフェスティバル[冬]』で、2025年のグッドスマイル 初音ミク AMGのカラーリング、レーシングミクサポーターズ、そして第3戦セパンのドライバーを発表した。

 車体に初音ミクを描き、多くのファンとともに長年スーパーGTに参戦しているGOODSMILE RACING & Team UKYO。2025年に向けては、すでに2024年12月14日に体制を発表。今季も谷口信輝と片岡龍也のコンビ、メルセデスAMG GT3、ヨコハマと不変の体制で臨むこと、谷口、片岡、小林可夢偉というメンバーでスパ24時間と鈴鹿1000kmに挑むことが明らかにされていた。

 そんなGOODSMILE RACING & Team UKYOだが、新シーズンに向けてファンが待ち望んでいたのがグッドスマイル 初音ミク AMGのカラーリングだ。初音ミクGTプロジェクトの公式キャラクター『初音ミク レーシングVer.(通称レーシングミク 2025Ver.)』がメルセデスAMG GT3をどう彩るかは、毎年大きな注目を集めている。

 今季のレーシングミク 2025Ver.は、2024年12月の発表の際に、『Fate/Grand Order』のバーヴァン・シーなど、数多くのキャラクターデザインで実績のある人気イラストレーター、望月けいさん(@key_999)が担当したイラストが発表されていたが、そのイラストを用いた2025年仕様のグッドスマイル 初音ミク AMGのカラーリングがついにお披露目された。

 例年同様、ワンダーフェスティバル[冬]のなかでお披露目された新たなカラーリングは、グッドスマイル 初音ミク AMGのイメージカラーである萌葱色とピンクが組み合わされ、谷口も「ブラックが入ってカッコいい」というデザインとなった。

■第3戦セパンのドライバー、監督代行、今季ミクサポも決定
 そして、今回のステージではまた、スパ24時間参戦にともない谷口と片岡に代わって第3戦セパンに臨むドライバーも紹介された。第3戦でグッドスマイル 初音ミク AMGをドライブするのは、中山友貴と奥本隼士というふたりだ。また、チームの初タイトル獲得時にドライバーを務めていた番場琢が、第3戦で片山右京監督の“代行”として13年ぶりにチームに復帰。ファンからも大きな歓声で迎えられた。

 ふたりは2025年、スーパー耐久シリーズで片岡とともにTKRI 松永建設 AMG GT3をドライブすることも決まっており、RSファインとの仕事、メルセデスの経験はしっかりと積んで第3戦に臨むことになる。また中山はスーパーGTで豊富な経験があるほか、奥本もR&D SPORTのドライバーとしてスーパーGT用タイヤの経験ももっている。

「このようなチャンスをいただいて本当に嬉しく思いますし、代役としてしっかり役が務まるように頑張りたいと思います」と中山が語れば、かなり緊張気味でステージに登壇した奥本は「クルマに自分の名前が入っていて泣きそうになりました(笑)。大先輩おふたりの代役として全力で走りたいので、ぜひ応援よろしくお願いします!」と意気込んだ。

 またステージでは、レーシングミクサポーターズ2025のメンバーも発表された。2024年最終戦でスーパーGTでレースアンバサダー100戦を迎えた荒井つかささんが、2025年が“ラストイヤー”に。松原杏佳さん、礼奈さんという3名のメンバーでチームを盛り上げていく。そして、さらに第3戦セパンでは、荒井さんのスパ行きが決定。代わって、2017年から2021年までレーシングミクサポーターズを務めた宮越愛恵さんが、1戦限りながらミクサポとして電撃復帰を果たすことになった。

 2月6〜7日に富士スピードウェイで行われたGTエントラント協会主催GT300富士合同テストでは、新カラーリングを隠しながら精力的に周回を重ねたグッドスマイル 初音ミク AMG。シーズンの体制がすべて構築され、2025年こそ勝利、そしてタイトルを目指すべく臨む。

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