「日枝久氏は最終的に辞めるべき」カンニング竹山がフジ問題で指摘「健全かと言われれば…」

カンニング竹山（53）が9日、MCを務めるTBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）に出演。中居正広氏（52）の女性トラブル報道をきっかけに浮上した一連のフジテレビの問題に関連し、同局の日枝久・取締役相談役（87）の進退をめぐる議論で「最終的には辞めないといけないと思います」と口にした。

番組では、「物言う株主」の投資ファンド、ダルトン・インベストメンツが2月3日付で、フジを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングスの取締役会あてに、日枝氏の辞任を求める内容の書簡を送ったことを報じた。これを踏まえ、出演者に日枝氏の進退についてどう考えるかアンケートを採ったとして、公開。MCの歌手和田アキ子（74）は「辞めたほうがいいとは軽々しくは言えない」と回答する中、竹山は「辞めればすべてうまくいくわけでもないかもしれない」と答えたことが紹介された。

竹山は自身の回答について問われると「最終的には、僕は辞めないといけないと思いますよ」と述べた上で「1人が40年以上（取締役を）やっている会社が健全かといわれれば、健全ではないんで。最終的には辞めないといけないと思うんですけど、今、いろいろ分けて考えないと、いつもごっちゃになっている」とも指摘した。

「ごっちゃになっている」内容として「中居くんの問題、10時間会見した企業の問題、株価の問題がひとつある。簡単には言えないけど、分かんないけど、株価はもう1面、何かありそうな気がする。企業同士とか、買収とか簡単な話ではないかもしれない」と私見を口にした。

その上で「今すぐ日枝さんが辞めて、会社自体が運営できるのかと。一応、いろいろやった後には辞めるべきだとは思います」と指摘。「今すぐ辞めてくれという感じは、少し危険かなと思う」と訴えた。

ほかの出演者からは、ニューヨーク嶋佐和也は「辞めずにいる理由が気になる」、ニューヨーク屋敷裕政は「現場の人間が働く状況がよくなるなら辞めた方がいいのでは」、タレント朝日奈央は「なぜ辞任をしていないのか不思議」、プロ雀士でモデルの岡田紗佳は「フジテレビ内部の人が求めているなら辞任するべき」といった意見を出したことが紹介された。