
Mさんは5年前、流産の宣告を受けた。
病院からの帰り道、彼女の涙は止まらず、電車の中でも下を向いて泣き続けていたという。
すると、正面に座っていた若者が......。

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<Mさんからのおたより>
5年前、流産の宣告を受けました。
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家に帰る途中も涙が止まらず、下を向いたまま電車に乗っていました。

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すると、目の前に座っていた大学生くらいの男の子が、そっと席を変わってくれました。
あなたはわたしの顔を見た時、あっと驚いて心配そうな顔をしてくれましたね。
お礼も言えず、そのまま下を向いて座りましたが、あの時はありがとうございました。
赤ちゃんのことを思い出す時、あなたがしてくれた優しい心配そうな顔を今でも一緒に思い出します。
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誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度〜)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)
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