プリマス・アーガイルを率いるムスリッチ監督 [写真]=Getty Images プリマス・アーガイル(2部)を率いるミロン・ムスリッチ監督が、“ジャイアント・キリング”を達成したリヴァプール戦を振り返った。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
FAカップ4回戦が8日に行われ、2部(チャンピオンシップ)で現在最下位のプリマス・アーガイルは1部(プレミアリーグ)で首位に立つリヴァプールとホームで対戦。ターンオーバーを敢行したリヴァプール相手に堅い守備を見せると、53分にライアン・ハーディーが決めたPKが決勝点となり、1−0で勝利を収めた。
この結果、データサイト『OPTA』によると、3回戦でブレントフォード(1部)に1−0で勝利していたプリマス・アーガイルは、今季プレミアリーグのクラブ相手に収めた勝利数(2)と、昨年11月以降のリーグ戦での勝利数が並ぶ異例の状況になったという。なお、この間のリーグ戦の戦績は2勝7分け9敗となっている。
大きくメンバーを入れ替えていたものの、プレミアリーグで首位を快走しているリヴァプール相手に勝利を飾った試合後、ムスリッチ監督は「私たちにとっては魔法のような日だ。選手たちには楽しんでくれと伝えていた。そして今、私たちはアーガイルの歴史の一部になった」と喜びを爆発させた。
「私たち全員にとって大事な日になった。なぜだか、私たちはこの日を迎えることがふさわしいと感じている。言葉が出ない。いつもは皆から雄弁だと言われているんだけどね。誇らしい瞬間だし、今日は大事な日になったよ」
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