米グーグルのロゴマーク(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米グーグルが、同社のカレンダーサービスから「女性史月間」「黒人歴史月間」やLGBTQなど性的少数者の権利への理解を促す「プライド月間」などの表示を取り除いたことが11日、明らかになった。米メディアによると、グーグルは世界の行事を手作業で管理することが煩雑になったことを理由に挙げている。
グーグルは、変更が昨年に行われたと説明。ただ、トランプ大統領が多様性推進政策の巻き戻しを図る中、政権へのすり寄りとの批判も出ている。同社は、大統領令に従い、地図アプリ「グーグルマップ」上の「メキシコ湾」の表示を「アメリカ湾」に変えたばかりだった。