我武者羅に結果を求めるST1000・5年目の豊島怜。2025年ドッグファイトレーシング参戦体制発表/全日本ロード
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2025年02月12日 15:20 AUTOSPORT web
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豊島怜(DOG FIGHT RACING) チームとして30シーズン目を迎えるDOG FIGHT RACINGが2025年の参戦体制を発表した。今年も生え抜きのライダーである豊島怜を引き続き全日本ロードレース選手権ST1000クラスに参戦させ、新たに高平理智が加入。高平はBLU CRU DOGFIGHT RACINGからMFJカップJP250にエントリーし、ヤマハYZF-R3スカラシップ獲得を目指す。
豊島は、昨シーズン、ホンダが優勢となっている全日本ロードST1000クラスでヤマハを駆り、表彰台まであと一歩というレースを見せた。事前テストや予選での速さもレベルアップしており、5シーズン目を迎えるST1000クラスに背水の陣で挑む覚悟だ。
「2024年シーズンは、全てのレースで表彰台に立てる可能性があり“惜しかった”“あと一歩だった”と言っていただけることが多かったですし、自分自身としても選手として成長できたと確信しています。2025年シーズンは、ラストチャンスのつもりで我武者羅に結果を求めていきたいと思っています」と豊島。
JP250に参戦することになった高平は、3歳でランバイクを始め、9歳のときにランバイクで世界チャンピオンを獲得。ポケバイ、ミニバイク、ロードレースとステップアップし、2023年、2024年はアジアタレントカップに参戦。2024年はランキング3位となっている。2025年は、マシンもカテゴリーも変わってのチャレンジとなる。
高平は「2年間のアジアタレントカップでは様々なことを経験できました。昨年は全12レース中7回表彰台に上がることができランキング3位になることができました。この経験を活かして2025年は、よりレベルアップできるように自分自身を磨いていきたいと思っています」とコメント。まだ16歳だけに、さらなる成長が期待される。
伊藤勇樹、藤田拓哉を育てたDOG FIGHT RACING。豊島も全日本ロードのトップライダーとして成長。次へのステップをつかむためにも今シーズンは結果が欲しいところだ。
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