樋口真嗣監督「新幹線大爆破」でむちゃぶり演出した草なぎ剛の対応に「すばらしかった」

樋口真嗣監督が12日、都内で行われたNetflixのラインアップ発表会「Next on Netflix 2025」に出席し、映画「新幹線大爆破」について語った。

75年に高倉健さん主演で公開された映画を、草なぎ剛主演で再構築しリブートした作品。

樋口監督は、75年公開の作品について「初日に見に行って以来ずーっと好きで、人生の中で3本を選べと言われたら、そのうちの1本がこの作品なんです」と話し、ことあるごとに同作の良さを語ってきたという。

リブートした作品で主演した草なぎとは、06年の映画「日本沈没」以来にともに仕事をした。樋口監督は「彼もその後いろんな作品に出て、よそでいい芝居をすればするほど、俺も撮りたいというジェラシーを感じていた。（日本沈没から約）20年の人生分の深みが彼の中に醸造されている」と、念願の再タッグに喜んだ。

体当たりの演技もあり、樋口監督は「つよぽんからは『監督さ、もう俺20年前と違うんだから』と言われました。そういえば、今まで20年のブランクを感じずに仕事してた。むちゃぶりに応えてくれてすばらしかった」と話した。

※草なぎのなぎは、弓ヘンに前の旧字体その下に刀