画像提供:マイナビニュースLINEヤフーが運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国の10〜60代の男女を対象に、ペットを飼っているかどうか、またペットを飼っていてよかったことについて調査を実施した。
○ペットを飼っている人は全体で約3割、「犬」「猫」が上位
自宅で現在飼っているペットについて調査を行った。実家などではなく、自身の家庭での状況について回答を得た。
全体では、「犬」「猫」が最も多く、TOP2となった。3位以降は、金魚やメダカ、熱帯魚などの「魚類」、トカゲ、カメ、ヘビなどの「爬虫類」が続いた。ペットの種類について、年代や性別による顕著な違いはみられなかった。
一方で、「ペットを飼っていない」と回答した人は全体で7割弱となり、特に20〜30代では7割強を占めた。
○犬や猫を飼ってよかったと感じる理由、TOPは「元気をもらえた」「心穏やかな時間が増えた」
犬や猫を飼っている人に、飼ってよかったと感じることについて尋ねた。
全体のTOP2は、「元気をもらえた/明るくなった」「心穏やかな時間が増えた」であり、約6割が該当した。次いで、「家族のコミュニケーションが増えた」「毎日が楽しくなった」「命の尊さや大切さを実感した」「家族が元気になった・明るくなった」が4割台で続いた。
すべての年代で1〜8位までは共通の項目となったが、年代によって割合に差がみられた。以下、各年代の結果を示す。
○年代別の特徴
すべての年代で1〜8位までは共通の項目となったが、年代によって割合には以下のような差がみられた。
10〜40代では「元気をもらえた/明るくなった」が1位となり、50〜60代では「心穏やかな時間が増えた」が1位となった。特に50代では6割台半ばと高い割合を示した。
10代では「写真や動画をよく撮るようになった」が4割台後半、20代でも4割強で4位に入った。グラフには掲載していないが、特に10代女性では7割と高く、1位となった。
30代では「命の尊さや大切さを実感した」「家族が元気になった・明るくなった」が5割強となり、ほかの年代よりも高い割合を示した。
40代では、「家族のコミュニケーションが増えた」「家族が元気になった・明るくなった」「子どもの成長につながった」が、ほかの年代と比べて高い割合となった。
60代では、「運動不足が解消した」「生活が規則正しくなった」がランクインした。60代女性では「友だち・仲間が増えた」も高めの割合を示した。
グラフには掲載していないが、男女別にみると各項目の割合は女性のほうが高く、特に「毎日が楽しくなった」「生きがいができた」「元気をもらえた/明るくなった」「命の尊さや大切さを実感した」は、女性のほうが高い割合を示していたとのこと。
調査概要
調査方法:LINEユーザーを対象としたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳〜69歳の男女
実施時期:2024年12月5日〜2024年12月6日
有効回収数:5,248サンプル
データ調整:性別・年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表やグラフ中の数値は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合や、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある。()