写真撮影に応じるヤマハ発動機の渡部克明会長兼社長(左)と設楽元文次期社長=12日午後、東京都千代田区 ヤマハ発動機は12日、設楽元文副社長(62)が社長に昇格する人事を発表した。渡部克明会長兼社長(65)は引き続き会長を務める。いずれも3月25日付。設楽氏は12日の記者会見で「市場環境に左右されずに当社の製品を選んでいただけるようブランドの存在感を高める」と抱負を語った。
設楽氏はこれまで二輪車の企画・開発やインド事業の責任者などを担い、プライベートでもバイクを楽しむ。渡部氏は設楽氏起用の理由について「熱烈なヤマハファンで、幅広い業務経験を持っている」と説明した。