日産・自動車大学校、学生制作のカスタマイズカーを「ノスタルジック2デイズ2025」に出展

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2025年02月13日 11:50  マイナビニュース

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日産・自動車大学校は同校の学生が制作したカスタマイズカーを「ノスタルジック2days 2025」に出展する。同イベントは自動車業界に必要不可欠な「整備士の人財確保・育成強化」という国土交通省はじめ自動車関連団体の意思に賛同した日本最大級のクラシックカーイベントだ。



日産・自動車大学校は全国に5校(栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校)あり、5校に共通する自動車整備の国家資格取得を目指す学科に加え、モータースポーツ系や車体系(板金・塗装)の課程をもつ自動車整備専門学校。 今回は車体系の課程を有する京都校、愛知校の学生たちが授業の集大成として制作した2台の車両を出展する。 この2台は「東京オートサロン2025」にも出展し、多くのメディア、来場者から好評を得た。

○◆「NEO SKYLINE』 日産京都自動車大学校 



自動車整備・カスタマイズ科 4年生制作 制作期間6カ月

東京オートサロン2025出展 / 大阪オートメッセ2025出展


「NEO SKYLINE」はV35型スカイラインクーペがベース車両。「現代のケンメリ」がコンセプトで、1970年代に一世を風靡したケンメリスカイラインをオマージュしている。学生たちの新たにケンメリの魂を宿したクルマを造りたいという思いから制作された。



このクルマは30代〜50代のユーザーを意識して制作されたが、車名につけられた“NEO"にはぞれぞれの年代の人たちに向けた学生たちの思いが込められている。



“N"は 50代の人たちが子どもの頃、街中を走るケンメリに憧れていた当時を思い出して懐かしさ(Nostalgia)を感じてもらいたいという思い。“E"は忙しい日々を過ごす40代の人たちに、このクルマで夢中(Enthrall)になってドライブを楽しみ、日常のストレスを発散してもらいたいという思い。そして“O"は1970年代当時、ケンメリが非常に斬新で独創的なデザインだったように、現代のクルマに見慣れた30代の人々に、今の時代の中での斬新さと独創性(Originality)を感じてもらいたいという思いから、それぞれのキーワードの頭文字を組み合わせた。



このコンセプトを具現化するため、ケンメリの部品やデザインをそのまま流用するだけでなく、ケンメリらしさを残しながらも今の時代に合ったスタイルを探求。ボディカラーは学生が考えたオリジナルカラーの「トモアキブルー」だ。ケンメリのブライトブルーメタリックをベースに、新たにパールを加えて懐かしさの中にも新しさを表現した。


○◆『ブルーバード・極』 日産愛知自動車大学校



自動車整備・カーボディーマスター科 3年生制作 制作期間2.5カ月

東京オートサロン2025出展


日産愛知自動車大学校は4月から学んできた板金・塗装の技術を駆使してこの車両を制作。制作期間は2.5カ月と短いものの、学生の思いや発想が詰め込まれた力作となっている。



ベース車両は36年前に販売していた「PU11型ブルーバード」の最上級モデル「ブルーバードマキシマ」。センターピラーレスの4ドアハードトップボディを採用し、高級感と広い室内空間で当時非常に人気があったモデルだ。



「ブルーバード・極」のコンセプトは“ラグジュアリー&スポーツ"で、学生たちと同世代のクルマ好きの若者をターゲットに企画した。



20代前半でクルマが好き、ドライブが好き、そしてそんな仲間達たちと一緒に盛り上がる時間が好き。仲間たちと楽しい時間過ごすシーンを想像し、豪華でスポーティーに走る、まさに自分の愛車をつくるという思いで制作したという。



日産のDNAを持つ学生たちがクルマの楽しさを表現し、外装、内装、走りにおいて、すべてを極めたいという思いから「ブルーバード・極」と命名している。



ボディカラーは海や青空を想起させる「オーロラフレアブルーパール」を採用。若者向けらしく活動的で若々しい雰囲気を表現した。

○■ノスタルジック2デイズ2025 概要



会期:2025年2月22日、23日 10:00〜17:00

会場:パシフィコ横浜 (神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)

出展小間No :Hall D 小間:H06(エボル)

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