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国境を越えて人気が広がっている抹茶だが、“茶室で一服”という機会はなかなかない。そこで、宮大工の伝統建築技術を駆使した組み立て式「モバイル茶室」を用いた茶の湯レセプションイベント、「世界を旅する茶室」が、東京の羽田エアポートガーデンで、3月2日(日)に開催される。空の玄関口で、訪日客への文化紹介にもなるが、日本人でも楽しめそうだ。開催時間は11時〜16時。
「モバイル茶室」は、わずか1時間で組み立て・解体ができるサステナブルな茶室。宮大工の棟梁(とうりょう)、市川晶麻氏と茶道家の保科眞智子氏が創り出した非日常の空間だ。「日本の木造技術と茶の湯と抹茶という伝統文化を世界に広めたい」という思いから8年前に誕生し、2019年のパリ国際展示会で世界中のバイヤーたちの目を奪って以来、各国で行われる国際会議やラグジュアリーホテル、美術館などから引っ張りだこになっている。
羽田のレセプションイベントでは、このモバイル茶室での茶の湯体験。かつて将軍に献上されたこともあるという、安土桃山時代から受け継がれる希少な抹茶をプレミアム席で味わえる。申し込み、チケット購入はホームページから。プレミアム席は45人限定で、1万5000円。
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