『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ジャパンプレミア映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ジャパンプレミアが2月13日(木)に行われ、日本語吹き替え版を務める溝端淳平、村井國夫、森川智之が舞台挨拶に登壇。さらに、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)がお祝いゲストとして駆け付けた。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は初代キャプテン・アメリカのスティーブ・ロジャースから、正義の象徴である盾とともにその名を引き継いだサム・ウィルソンの物語。ある日、アメリカ大統領ロス(ハリソン・フォード)が開く国際会議の場でテロ事件が発生し、世界大戦の危機にまで発展してしまう。混乱を収束させようと奮闘するサムだったが、そんな彼の前にレッドハルク(赤いハルク)と化したロスが立ちふさがる。
今回、溝端は11年の時を経てキャプテン・アメリカ役を継承した。プレッシャーについて、溝端は「すごく重責がありました。あまりないじゃないですか、今までやっていた役が主役になって帰ってくることって。今までのサムのよさも大事だけど、キャプテンになったサムは違うので。今回の収録はすごく苦労しました」と達成感をにじませた。
百田も『ブラックパンサー』シリーズのシュリ役で、ブラックパンサーの名を引き継いだ経験があった。百田は「私も当時、自分がブラックパンサーを継承したときのことを思い出すと今でも緊張します。そのときのプレッシャー、でもすごくうれしく楽しみな気持ちが蘇ってきます。当時、溝端さんが舞台挨拶のときに“ブラックパンサー大変だったでしょ、すごくよかったよ”と声をかけてくださって、すごく救われてほっとしました。今回新たなキャプテン・アメリカのスタートですごく楽しみにしています」と溝端をねぎらう。溝端は「素晴らしいという気持ちをお伝えしたんです。やっぱりなかなかない経験だから、こうして応援しにきてくれてすごく心強いです」と笑顔を見せた。
一方、ハリソン・フォードの日本語版を長年数々の作品で吹き替えてきた、ハリソン公認のレジェンド・村井。登場からレッドハルクになりきって吠えたりと場を沸かせるサービス精神。本作の吹き替えについて、村井は「今までと違う大統領という重厚感、さらにちょっと謎を秘めている男でした。それに“ウワアアアアアア!”(という叫び)ですよ! ハリソンさん、ものすごく楽しんでいらっしゃるのはよくわかるんです。これは俺も思い切ってやらなきゃと。ハリソンさんの新しい面を演じられてとてもうれしかったです」と、思いを乗せていた。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2月14日より日米同時公開。
(シネマカフェ編集部)