夜ドラ『バニラな毎日』第16話より(C)NHK 俳優の蓮佛美沙子が主演を務めるNHK夜ドラ『バニラな毎日』(総合、月〜木 後10:45ほか)の第16話が、13日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【場面カット】「イートンメス」の味ににっこりな結杏(和合由依) 原作は賀十つばさ氏の同名小説。こだわりの洋菓子店の経営がうまくいかず、店を閉めることになった白井葵(蓮佛)。そこに現れたクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)から持ちかけられたのは、「お菓子教室」。大阪の小さな洋菓子店の厨房で開かれるお菓子教室にやってくる、さまざまな生徒とのふれ合いを描く。五感を刺激するお菓子の魔法が、孤独な人たちの心の渇きを癒やすスイーツ・ヒューマンドラマとなっている。
「イートンメス」を作る結杏(和合由依)と結杏の母(中島ひろ子)。かわいらしいメレンゲを完成させた結杏に対し、白井と佐渡谷は、せっかく作ったメレンゲを壊すよう伝える。思いっきりメレンゲを壊していく結杏を前に、動揺を隠せなくなったが止める。そこで、結杏は母への不満をはっきりと口にする。
そして、涙を流す母もまた娘を思う気持ちを吐露する。そして、お互いがずっと言えなかった「本音」をぶつけ合うことができた2人。完成したイートンメスを食べながら、かつて付き合っていたフランス人との思い出を語りだす佐渡谷。話を聞いた結杏の母は、結杏との向き合い方について考え直していく…というストーリーだった。
白井は、閉店した店を居抜きで借りてくれる人が見つかったという大家からの電話を受ける。その報告に佐渡谷は祝福するが、白井の目には涙が。佐渡谷も目をうるませながら、2人で白井の作ったお菓子を味わっていた。
急展開に視聴者も「お菓子教室終了か」「ショック」「まあ前向きな出発でもあるからな…」など悲喜こもごもな様子。このほかにもネットでは白井の涙に「白井さんと一緒にめちゃめちゃ泣いてる」「白井さんの泣き姿を見たら私も耐えきれず落涙」と共感する声が寄せられた。