
【写真】米アカデミー賞有力候補!『あめだま』場面写真
原作は、“児童文学界のノーベル賞”とも称されるアストリッド・リンドグレーン受賞作家ペク・ヒナの名作。コミュニケーションが苦手な少年ドンドンが、不思議なあめだまを通じて心の声を聞けるようになり、初めて他人の心を理解し、自身の気持ちを伝えることができるようになる過程を描いた短編作品だ。
監督は西尾大介、プロデューサーは鷲尾天。『ふたりはプリキュア』シリーズを手掛けた名コンビが再タッグを組んだ。音楽は日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞の佐藤直紀、映像制作は『THE FIRST SLAMDUNK』のダンデライオンアニメーションが手掛ける。緻密なCG表現と独創的なビジュアルで原作の温かい世界観を忠実に再現し、原作の世界を鮮やかに描き出すことに成功している。
このたび、本作が日本で劇場公開されることが決定した。日本時間3月3日にアメリカ・ハリウッドのドルビー・シアターで開催される授賞式を前に、アカデミー賞ノミネート記念として、急きょ2月28日より2週間限定での劇場公開となる。
東映アニメーションでは、短編映画の単独での上映は、劇場のプログラム編成との兼ね合いもありとても珍しく、「東映まんがまつり」などとして短篇をまとめて劇場公開を行うことが多い。本作は、東映アニメーションとして初のアカデミー賞ノミネート作品となったことと、たくさんの映画ファンから劇場公開希望の声が数多く届いたことから、ティ・ジョイを中心とする19館限定での上映が決定した。短編映画単独での興行上映は、東映アニメーションとしては初となる。
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映画『あめだま』は、2月28日より2週間限定公開。