ロス大統領、2代目キャプテン・アメリカ=『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(公開中) (C)2025 MARVEL. マーベル・スタジオの映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が本日(14日)より公開。さっそく、新キャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)が、米大統領ロス(演:ハリソン・フォード)から「アベンジャーズの再建を手伝え」と持ちかけられるシーンの本編映像がネットに公開された。
【動画】「アベンジャーズ再建を手伝え」本編映像 本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)のラストで、ヒーロー引退を決めた初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから“正義の象徴”である盾を託されたサム・ウィルソンが主人公の新たなキャプテン・アメリカの物語。
元々は軍所属の一般兵士で超人的なパワーを持たないサムが、葛藤を抱きながらも“キャプテン・アメリカ”の重圧を背負うことを決意し、盾をかかげ、鋼の翼で空を駆け巡り、強大な敵へ立ち向かっていく。
公開された映像は、これまでスティーブ・ロジャースが担ってきた、アベンジャーズを“アッセンブル”するという重要な役目も、サムが引き継ぎ、今後のアベンジャーズの物語のキーマンになることを示唆している。サムは、高い戦闘力を誇るだけでなく、冷静な状況判断力、そして常にユーモアも忘れない、リーダーの素質は十分にある男だ。
マーベル・スタジオの社長であり、全てのMCUの製作を手掛けるケヴィン・ファイギは「サムはキャプテン・アメリカになる決意をしました。しかし、超人的なパワーを持たない彼がキャプテン・アメリカになるということが、バラバラになったアベンジャーズと、アベンジャーズを失った世界にどのような影響を与えるのか。本作でサムがロスと会談した後、国際的な事件に巻き込まれることで、その答えが明らかになります」と説明している。
サムにこの話を持ちかけるサディアス・ロスは、目的達成や保身のためなら手段を選ばない計算高い人物としてヒーローたちを苦しめてきた過去がある。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16年)では、“超人パワーを持つアベンジャーズは危険で統率されるべきだ”と主張し、スティーブやサムと対立。巧みな話術と権力を利用しアイアンマンを丸め込み、アベンジャーズ内の対立を焚きつけた。
アベンジャーズを解散の危機にまで追いやった男からのまさかの提案に戸惑うサムだが、映像の中でロスは、「超人に与える裁量について今まで君とは対立してたが、今回の活躍で考えを改めざるを得ない」「アベンジャーズなしに国民の半数は戻らなかった。国が求めてるんだ」とヒーローの必要性を認識し直した様子。
果たして、この提案には裏があるのか…。サムは、この提案にどのような決断を下すのか…。
物語はこのシーンを皮切りに、さらなる問題が発生。サムがこの“提案”を受けた国際会議の場で、ロスが突如凶弾に襲われる。このテロ事件をきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展する中、混乱を食い止めようとするキャプテン・アメリカの前に、最強パワーを誇るレッドハルクと化したロスが襲いかかる。しかし、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった――。新キャプテン・アメリカは“世界の暴走”を止めることができるのか。
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