不適切な会食「なし」＝日テレ、フジの問題受け社員調査

　日本テレビは１４日、「性的接触を伴う不適切な会食」に関する社内調査の結果、該当するような事例はなかったと発表した。元タレントの中居正広さんと女性とのトラブルを巡るフジテレビの問題を受け、先月２１日以降、調査をしていた。

　日テレによると、調査は外部の弁護士４人とコンプライアンス推進室の社員がチームを組んで実施。制作現場などを中心に、女性アナウンサー２５人ら社員１８６人を対象にアンケートやヒアリングを行った。

　タレントを含む番組関係者との会食には「呼ばれたことがある」「自主的に参加したことがある」との回答があった。その際「目的や趣旨がはっきりしなかった」などの一方で、「参加することが有意義だった」とする声もあったという。