「京王ライナー」高尾山口駅発着の列車新設、平日・土休日に増発へ

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2025年02月14日 19:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
京王電鉄は14日、京王線と井の頭線のダイヤ改正を2025年3月15日に実施すると発表した。座席指定列車「京王ライナー」に関して、利用ニーズの高い平日朝と土休日の夕夜間に増発するほか、平日の朝(上り)・夜間(下り)、土休日の朝(下り)に新宿〜高尾山口間の列車を新設する。


平日朝の時間帯、新宿行の上り「京王ライナー」を2本増発。京王八王子駅8時46分発・新宿駅9時36分着の上り「京王ライナー12号」、橋本駅8時14分発・新宿駅9時3分着の上り「京王ライナー38号」を新たに設定し、朝ラッシュ時間帯や遅めの出勤時などにゆったり移動できるようにする。



現在、京王多摩センター発新宿行で運転している上り「京王ライナー42号」は運転区間を延長し、橋本駅9時37分発・京王多摩センター駅9時45分発・新宿駅10時14分着の上り「京王ライナー44号」として運転。京王多摩センター駅から新宿駅までの所要時間を29分(現行より4分短縮)とする。


高尾線沿線の利便性向上を図るため、平日ダイヤで初という高尾山口駅発着の「京王ライナー」も新設。平日朝に高尾山口駅6時30分発・新宿駅7時25分着の上り「京王ライナー62号」、平日夜間に新宿駅22時30分発・高尾山口駅23時16分着の下り「京王ライナー61号」を運転する。両列車ともに高尾線の北野〜高尾山口間で途中のめじろ台駅と高尾駅に停車する。

高尾山口駅へ向かう「京王ライナー」は土休日の朝も設定。新宿駅8時0分発・高尾山口駅8時47分着の下り「京王ライナー61号」を新設するほか、現行の下り「Mt.TAKAO 1号」を種別変更し、ダイヤ改正後は新宿駅9時0分発・高尾山口駅9時43分着の下り「京王ライナー63号」として運転する。


種別変更後の「京王ライナー63号」は、これまで途中駅を通過していた明大前〜高尾山口間で新たに府中駅、分倍河原駅、聖蹟桜ケ丘駅、高幡不動駅、北野駅、めじろ台駅、高尾駅に停車する。新宿駅10時0分発・11時0分発の「Mt.TAKAO号」は従来通り運転するとのこと。



土休日の夕夜間には、新宿発橋本行の下り「京王ライナー」を3本増発。新宿駅を18〜20時台の毎時40分に発車する下り「京王ライナー41・45・49号」を新たに設定する。


平日・土休日ともに「京王ライナー」の増発にともない、一部列車で号数が変更される。平日に新宿発橋本行で運転される下り「京王ライナー」の全列車において、京王多摩センター駅にて同じホームで待ち合わせる通常列車へ乗換え可能になるとのこと。なお、期間限定で販売していた「Mt.TAKAO号」「京王ライナー」の「こどもといっしょ割座席指定券」に関して、利用方法・利用料金はそのままに、ダイヤ改正と同日の3月15日から通年販売(土休日のみ)に変更する。(MN 鉄道ニュース編集部)

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