米、ＬＮＧ輸出認可停止を解除＝バイデン前政権から方針転換

　【ワシントン時事】トランプ米政権は１４日、バイデン前政権が導入した自由貿易協定（ＦＴＡ）未締結国への液化天然ガス（ＬＮＧ）の輸出認可停止を解除したと発表した。環境負荷検証を理由に認可が停止されていたが、トランプ大統領は化石燃料の増産を打ち出しており、方針転換に踏み切った。

　南部ルイジアナ州のＬＮＧ事業からの輸出が新たに認可された。ライト・エネルギー長官は声明で、米国が「世界への信頼できるエネルギー供給者になる将来を約束する一歩だ」と強調した。