セリエAで2戦連発のヒメネス [写真]=Getty Images ミランに所属するメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが、新天地でさっそく結果を残している。15日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
ミランは15日に行われたセリエA第25節でヴェローナと対戦。1月の移籍市場で“ロッソネリ”に加わったヒメネスは同試合に先発出場すると、75分にラファエル・レオンのお膳立てから先制点を記録。セリエAでデビューから2試合連続ゴールを記録し、1−0の勝利に貢献した。
ミランのアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏は試合後、ヒメネスの活躍について、「このようなインパクトを与えるであろうことは予想していた」とコメント。「彼はゴールを決めるのが好きな選手であり、このチームではボールがボックス内に届くと、それを決める準備をしなければならない。外国人選手がイタリアに来て、すぐに活躍するのは簡単なことではないのも事実だ。しかし、彼を助け、適切な軌道に乗せることも私たちの責任だ」と、周囲のサポートもあり新たなエースが活躍していることへの満足感を示した。
また、ヒメネス自身も試合後にコメントし、「とても幸せだよ。(今の活躍は)僕が夢見てきたことだ。とても良い時期を過ごせているし、チームメイトは僕の得点を助けてくれる」と、結果が伴っていることへの喜びをあらわにした。
ミランの次戦は18日に行われ、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントのプレーオフ第2戦で古巣フェイエノールトと再戦する。0−1のビハインドを背負った状態で迎えるキックオフについて、ヒメネスは「難しいものになるだろう。僕たちが対戦する相手は偉大なクラブだ」としつつ、「ミランはそのようなシナリオで成長する。僕たちはベストを尽くす準備ができている」と意気込みを示している。
【ハイライト】見事な崩しからヒメネスが決勝点! ミラン 1−0 ヴェローナ