ダイヤモンドSに出走予定のワープスピード(撮影:下野雄規) 海外遠征で更にパワーアップしたワープスピードが成長した証しをここで示す。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/22(土) ダイヤモンドステークス(4歳上・GIII・東京芝3400m)
息の長い活躍を見せるワープスピード(牡6、美浦・高木登厩舎)。海外遠征の2戦目だったメルボルンCで2着と好走したが、勝ち馬とは斤量の差の分で惜敗。それでも衰えは見せず、むしろ成長が著しい。オープンに昇格後は日本の重賞レースで安定感があり、昨年は当レース3着から阪神大賞典、天皇賞(春)と好走しているように、この条件なら主力視できる。鞍上は横山武史騎手。
キャリアを重ねながら着実に地力強化が窺えるヘデントール(牡4、美浦・木村哲也厩舎)。菊花賞ではアーバンシックの強さが目立ったが、そんな中で条件戦を勝ったばかりで2着と好走。今年の日経新春杯で2着と頑張ったショウナンラプンタには先着していた。デビュー以来、掲示板に載れなかった青葉賞でも大きく崩れておらず、初重賞制覇も十分だ。鞍上は戸崎圭太騎手。
その他、ここ2戦、重賞で連続好走のダンディズム(セ9、栗東・野中賢二厩舎)、勢いのあるコパノサントス(牡5、栗東・梅田智之厩舎)、GIIIクラスなら一発あっていいショウナンバシット(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)、菊花賞でも後方から脚を伸ばしていたハヤテノフクノスケ(牡4、栗東・中村直也厩舎)、GIIで2勝を挙げているシュトルーヴェ(セ6、美浦・堀宣行厩舎)らが鎬を削る。発走は15時45分。