【25年の新種牡馬たち】セレクト億超え連発のコントレイル産駒 将来は“親仔三代無敗クラシック三冠”の大偉業に期待

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2025年02月17日 11:30  netkeiba

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コントレイル(撮影:下野雄規)
 4月末からホッカイドウ競馬で、6月には中央競馬でも新馬戦がスタートする。昨年はサートゥルナーリア産駒が27勝、ナダル産駒がダートで次々に白星を挙げて話題を集めた。新種牡馬の活躍は2歳戦線で見どころのひとつだが、今年デビューを迎える注目の産駒は。現役時代に無敗クラシック三冠を達成したコントレイルは、高額馬や良血馬が目白押しだ。

 コントレイルは父ディープインパクト、母ロードクロサイト、母の父Unbridled's Songの血統。19年のデビューから3連勝でホープフルSを勝ち、JRA賞最優秀2歳牡馬に選出される。翌年も負け知らずのまま、父ディープとの“親仔クラシック三冠”を達成した。古馬との初対戦となったジャパンCでアーモンドアイに敗れ連勝こそストップしたが、その後も馬券圏内を外すことなく、ラストランとなった翌年のジャパンCでGI・5勝目をマークした。

 もちろん産駒への注目、期待は非常に高く、初登場となった23年のセレクトセール当歳セッションでは億超えが連発。のちにサガルマータと名付けられる牡駒は前田幸治氏によって5.2億円(税抜き)で落札され、セリ後のインタビューでコントレイルの主戦だった福永師に預託されることが明かされた。バイバイベイビーの2023は伯父に英ダービー馬のサーペンタイン(Serpentine)がいる良血で、こちらは前田晋二氏が3.3億円(税抜き)で購買。最後に紹介したいのはソウルスターリングの2023。母は16年阪神JF、17年オークスを制しており、両親ともにクラシックホースとなる。

 初年度に血統登録されているのは130頭。初勝利、初重賞制覇がひとまずの目標となるが、将来は“親仔三代無敗クラシック三冠”の大偉業を見てみたい。

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