(左)ポステコグルー監督と(右)アモリム監督 [写真]=Getty Images トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、負傷者が続出している対戦相手のマンチェスター・ユナイテッドに言及した。16日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。
プレミアリーグ第25節が16日に行われ、トッテナムはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。13分にジェームズ・マディソンが先制点を決めると、これが決勝点となり、1−0で勝利を収めた。
なお、トッテナムにとってはリーグ戦2連勝となったが、昨年9月に2連勝を飾ったことに続いて、今季2度目のリーグ戦連勝となり、順位を14位から12位に上げている。
この試合で注目が集まったのはマンチェスター・ユナイテッドのベンチメンバーで、12人の負傷離脱者がいることから、ベンチにはDFヴィクトル・リンデレを除いて8人の10代の選手が名を連ねる苦しい台所事情となり、ルベン・アモリム監督が交代枠を使用したのは90+1分に17歳のFWチド・オビを投入した1回のみに終わっていた。
今シーズンは負傷者が続出していることから、長い期間にわたって選手のやりくりに頭を悩ませてきたポステコグルー監督は試合後、ケガ人が続出しているマンチェスター・ユナイテッドやアモリム監督に同情するかと聞かれると、次のように語った。
「私のオフィスをチェックしても、他の監督から同情するといった手紙は届いてない。そのような思いはないが、少しはある。ルベンがそこにいて、選手たちがポジションを外れ、少年たちがベンチにいるのは見えていた。まあ、私の世界へようこそといった感じだね。でも、それは1試合だけのこと。それを2カ月続けてみるといい」
「どのクラブでもそれを2カ月続けてみたらいい。それらのことを考えても今日のマンチェスター・ユナイテッドは良かったと思う。私たちにもその期間でリヴァプールに勝利するような良い日はあった。2カ月続けたらわかるだろう」
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