広島県警本部=広島市中区 広島市の自宅で昨年9月、長男(3)の口や両手足に粘着テープを巻き付けるなどしたとして逮捕された祖父と母が、翌月にも同様の行為をしたとして、広島県警広島南署は17日、暴行容疑で、パート熊谷和弘(52)、無職瞳(26)両容疑者=いずれも逮捕罪で起訴=を再逮捕した。
捜査関係者によると、押収した2人のスマートフォンに、粘着テープで縛られた状態の長男の画像が残っていた。2人とも容疑を認めている。
1月の逮捕時に意識不明だった長男は、呼び掛けに時折反応するようになったものの、意識レベルは低い状態が続いている。また、栄養状態が悪く、通常の3歳児より体重がかなり少ないという。