包丁1本で作り上げる「飾り切り」の“驚きのテクニック”が630万再生　息をのむ芸術に「素敵です」「楽しそう」

　包丁1本だけで野菜や果物を次々ときれいな形に切る“飾り切り”の動画がTikTokに投稿され、驚きのテクニックに反響が呼せられています。動画は記事執筆時点で630万回以上再生され、39万件以上の“いいね”を獲得しています。

【画像】包丁でできる“驚きのテクニック”

　この動画を投稿したのは、包丁研ぎ師・調理師の包丁料理人おいりさん。使用している包丁の紹介や、包丁を使ってさまざまな飾り切りを披露する様子、包丁で素材を切るときのコツなどを発信しています。

　今回は、野菜や果物を見事な包丁さばきで飾り切りする動画を公開しました。使った素材はキュウリやニンジン、アボカドなどどれもすぐに手に入る素材ばかりです。

　まずは、キュウリに鮮やかな包丁さばきで細かに切り目を入れた模様切りをします。また、ニンジンを薄く短冊切りにしてから細切りにし箸に巻き付けてトルネード状にする様子が映し出されました。簡単に見えても実に高度で難しい切り方です。

　次にニンジンをお花の形に飾り切りします。5ミリほどの輪切りにしたニンジンを角を作るように端をカットし、花びらの形になるように丸みを付けます。今度は断面をそぐように包丁を横にして切り、立体感を出すとお花の飾り切りの完成です。

　動画ではこの他、おせち料理や煮物でも使う、紅白かまぼこの飾り切りやねじって仕上げる結びこんにゃくなどを次々と作成しています。

●見事な果物の飾り切りが美しい……

　中でも果物の飾り切りはとても美しく、鮮やかな手さばきで、お花がパッと咲いたようなお皿が出来上がっていきます。動画ではキウイやリンゴ、ドラゴンフルーツなどを次々にカットしていきます。

　リンゴは小さくカットしてから、皮の部分を市松模様に。マンゴーは四角の切り目を細かく入れて、皮をひっくり返すと模様が浮き出て食べやすい状態になりました。どれも食べるのがもったいないくらいの仕上がりです。

　キュウリは蛇腹状に切り目を入れたら、ぐるぐるとひねって盛り付けます。玉ねぎの千切りや大根のかつらむき、そして紫玉ねぎのみじん切りなど、普段の料理で使うような技も本当に見事で見とれてしまいます。

　包丁料理人おいりさんは、食材に適した包丁を使い分け、使用後のお手入れも入念に行っています。動画内では所有する包丁のディスプレイも披露されていますが、ずらっと陳列された包丁の数に圧倒されてしまいます。

●「芸術家や」「すご」など絶賛する声

　この動画には、「NARUTO見たくなった」「Akeboshi」「芸術家や」「すご」「素敵です」「料理楽しそう」などのコメントが寄せられています。プロの包丁さばきはみているだけで感動し何度も見返してしまいます。