写真 マイリー・サイラスが求めていたヒット曲「フラワーズ」を巡る著作権侵害訴訟の棄却が認められなかった。
2023年にリリースされた同曲に関して、ブルーノ・マーズの2012年のヒット曲「When I Was Your Man/君がいたあの頃に」からメロディ、ハーモニー、コーラスを盗作したとして、テンポ・ミュージック・インベストメンツから訴えられているマイリーだが、3月10日の審問で、同社には訴訟を進める権利があると判断が下された。
ローリングストーン誌によると、ディーン・D・プレガーソン連邦地裁判事は次のように述べたという。
「誰かが所有しているものを買いたいのであれば、その所有権を世界に対して行使する権利も含むそのすべてを買いなさい。もしそれを認めないのであれば、売っているものの価値を無価値になりかねないほど低下させることになる」
現在同訴訟は保留となっており、即座の措置は取られていない。
昨年11月、マイリーの弁護士は、原告が「When I Was Your Man/君がいたあの頃に」の著作権に関する権利を、共著者4人のうちの1人からしか得ていないことが、「原告の主張における致命的かつ回復不能な欠陥だ」と指摘していた。ブルーノ本人は同訴訟に関わっていない。
マイリーのアルバム「エンドレス・サマー・バケーション」収録曲「フラワーズ」は、その年最も売れた曲となるヒットを飛ばし、グラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞している。
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