劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇』本予告より(C)はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会 フルート奏者でモデルのCocomiが声優として出演する劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』(5月23日全国公開)のキービジュアル第2弾および本予告が13日に公開。あわせてCocomi含むメインキャストのアフレコ映像とインタビュー映像が公開された。
【場面カット】クイーンが滑走!?躍動を見せる『怪盗クイーン』本予告 クイーンを演じた大和悠河は「今回は登場人物が多いので、とても賑やかで華やかで。私的にはクイーンがアンジェリクに変装しているところが多々あるので、その使い分けや、アクションシーンでの表情も変えていけたらと思いながらアフレコをしていました」と演じる上で意識したことを話しつつ、前作のアフレコが分散収録だったことに触れ、「今回はオールキャストみんな揃ってアフレコができたので、それがすごい新鮮で、私も感動しながら取り組んでいて、楽しかったです」とアフレコ時のエピソードを明かした。
クイーンとの距離感を意識したというジョーカー役の加藤和樹は「前回よりもちょっと近づくというか、ジョーカーの中にも何かクイーンに対しての思いがあるんですよね。彼はひたすら仕事上のパートナーだと言っていますが、心のどこかでは友達のような関係がうれしく思っていると思うんです。クイーンに認められることが彼にとってはうれしいんじゃないかと思っていました」と振り返った。Cocomi演じるイルマ姫とのシーンでは「淡い恋愛のようにも見えるんですが、ジョーカー的には過去の自分とイルマ姫を重ねて見ているようなところがあったので、温かく見守るような気持ちで演じていました。Cocomiちゃんとのシーンはとても温かい気持ちになりました」と話した。
憧れのクイーンとジョーカーに出会い喜びに溢れたイルマを全身で演じたCocomiは「フレッシュさだったり、お嬢様のキャラクターを意識して演じました」と演じるにあたって意識した点を振り返りつつ、アフレコ時は「終始ずっと楽しくて、皆さんが目の前でアフレコしているところをみながら台本を持って、アフレコをしていらっしゃる姿を見ながら、1人でずっと興奮していました」と、終始楽しい現場であったと明かした。
本作は、2002年より青い鳥文庫にて刊行され、累計発行部数は130万部を突破したはやみねかおる氏・K2商会氏による冒険小説『怪盗クイーン』シリーズが原作。刊行から20周年を迎えた22年、初のアニメ化として全国上映された劇場OVA『怪盗クイーンはサーカスがお好き』に続き、2作品目のアニメ作品となる。
本予告は、怪盗クイーンからの偽の挑戦状が、サッチモ・ウィルソンに届いたところから始まる。罠であることは百も承知、完璧な変装で豪華客船ロイヤルサッチモ号に乗り込んだクイーンとジョーカーは、もう一人の怪盗クイーンが客船に乗り込んでいることを知る。そんな中、昔から怪盗クイーンに憧れていたというグーコ王国の王女・イルマ姫と出会った2人はさらに前途多難な問題に巻き込まれていくという内容。
ビジュアル第2弾には飛行船トルバドゥールとロイヤルサッチモ号が描かれ、クイーン、ジョーカー、イルマ姫の他、豪華客船でクイーンたちが出会う一癖も二癖もあるキャラクターたちが描かれている。
追加キャストには、前作で登場した記者の西遠寺考太郎を広瀬裕也、伊藤真理を清水彩香が引き続き演じるほか、クイーンの友人であり宿敵でもあるサッチモを星野充昭が、ナレーションを諏訪部順一が務めることが明らかになった。
主題歌は、STPR所属の2.5次元アイドルグループ「すとぷり」の莉犬がビジュアル系2.5次元歌い手グループ「KnightA-騎士A-」のメンバーばぁうと、超多才2.5次元歌い手グループ「AMPTAKxCOLORS」のメンバーちぐさくんとタッグを組み、『あにぱに(莉犬 feat.ばぁう&ちぐさくん)』として歌う「Queen’s illusion」に決定。曲はすとぷりのメンバーであるるぅとが書き下ろした。
さらに、数量限定・キービジュアル&乗船チケットポストカードセット付きムビチケカードの発売が決定。特典は無くなり次第終了となる。また、本作の劇場ページも公開し、全国117館の劇場での上映が決定している。
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