
【写真】今田美桜&北村匠海、朝ドラ『あんぱん』第1週試写会に登場
本作は、『アンパンマン』を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919‐2013)と、小松暢さん(1918‐1993)夫婦をモデルにした物語。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描く。脚本・中園ミホによるオリジナル作品だ。
1996年生まれの大森は、バンド Mrs. GREEN APPLEのフロントマンとして活動。全楽曲の作詞/作曲/編曲、さらに作品のアートワークおよびミュージックビデオのアイデアまで、楽曲に関するすべての要素を担当し、主要ストリーミングサービスにおいて23曲が総再生数1億回を突破している(アーティスト別単独1位)。昨年9月に公開された音楽ライブを題材とした映画『The White Lounge in CINEMA』では、プランナー&ジェネラルプロデューサーを務め、その多才ぶりを発揮。Mrs. GREEN APPLEは2025年にデビュー10周年を迎える。
ドラマ初出演となる大森が本作で演じるのは、作曲家のいせたくや。CM音楽や映画・テレビ・ラジオの劇音楽を多数作曲し、そのかたわらミュージカル創作にも意欲を燃やす人物だ。生涯で1万5000曲以上を作曲し、音楽を担当したミュージカル『見上げてごらん夜の星を』で柳井嵩(北村匠海)が舞台美術を担当することになり、嵩が作詞を担当した「手のひらを太陽に」の作曲を手がけることになっていく。モデルは実在の作曲家いずみたく。
大森は「この度いせたくや役を演じさせていただく運びとなりました。大森元貴です。朝ドラチームからのご丁寧な愛あるお声がけ、とても嬉しく光栄に思います」と感謝を述べ、「後世に名を残す『名曲』たちを数多く作曲された音楽家いずみたくさんがモデルとなっている役だと伺い、最大のリスペクトを込めて、僕が持ち合わせる心の底から精一杯演じさせていただきます」と意気込みをコメント。「いち視聴者としても『あんぱん』がすでに放っているワクワクするエネルギー、早く観たいです!」とも話している。
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また、オファーに至った経緯について「約一年前に初めてMrs. GREEN APPLEさんのライブに行った時のこと。そのライブはいつもとは違い、曲と曲との間にミュージカル調の表現方法を取り入れた音楽劇でした。一曲一曲の音楽はもちろんなのですが、曲と曲の繋つなぎでの大森さんの芝居、佇たたずまい、間、仕草、表情全てにグッと惹ひかれました。鳥肌が立ち、音楽以上に彼のその細やかな表現に触れ、気付いたら自分の頬に涙が流れてきました。その瞬間、降りてきてしまったのです。“役者としての大森元貴さんを観てみたい”と。久々に感じた、この感覚。絶対に忘れたくない、この衝動。後悔したくない、この気持ちに正直にいたい。ライブからの帰り道、大森さんに『あんぱん』への出演者としてのオファーをしようと心に決めたのです」と説明。
「多岐に渡り大活躍されていて、昨年には新曲の5ヵ月連続リリースにも挑戦されたり、数多くの曲を大ヒットさせている大森さんといずみたくさんがリンクする部分も多く、この役は絶対に大森さんに演じていただきたいと思いました」と明かした。
さらに「ドラマ初出演ということですが、どこまでも可能性に満ちた存在。朝ドラで、この『あんぱん』でこれまでとはまた違った大森さんの一面、魅力をお届けしたいです。ぜひご期待ください!!」とコメントを寄せた。
連続テレビ小説『あんぱん』は、NHK総合ほかにて3月31日より毎週月曜〜土曜8時ほか放送。
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