『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』(C)ツインエンジン『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』より『劇場版モノノ怪』の制作ドキュメンタリー・前編が公開された。
和紙テクスチャを活用した絵巻物のように絢爛豪華な世界観、主人公・薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美はそのままに、前作「唐傘」からさらなる発展と深化を遂げている本作。舞台となる大奥が再び危機に見舞われ、薬売りとモノノ怪の新たな闘いを描いていく。
この度解禁された映像では、高橋裕一(アニメーションキャラデザイン・総作画監督)、辻田邦夫(色彩設計)、泉津井陽一(ビジュアルディレクター)の3名がインタビューに答えている。
浮世絵を彷彿とさせる特徴的なルックと、目が眩むほどの絢爛豪華な色彩で観客を魅了する『モノノ怪』。唯一無二の世界観はどのように作られているのか。
「薬売りは一番美形に描いている」「昼であっても夜であっても、背景の色合いは変えるが明るさは変えない」「キャラクターに影をつけない」「“絵”であるというコンセプトは外せない」「あえて立体的にしない、ならないようにする」「場面と状況によって、水の色をコントロールしている」など、『劇場版モノノ怪』ならではの制作秘話が飛び出す。
和紙テクスチャのこだわりにも注目。公開間近となった『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』の注目ポイントをはじめ、本映像でしか見られない貴重な作業風景やメイキング素材も必見となっている。
なお、制作ドキュメンタリーの後編は近日中に公開される予定だ。
『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』は3月14日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)