ABCテレビは13日、大阪市の同局で春の改編会見を行い、同局のバラエティー「探偵!ナイトスクープ」で局長を務めるダウンタウン松本人志(61)の復帰について「今までと変更ございません」と語った。
松本は昨年1月、週刊文春との訴訟を理由に番組を休演。探偵が局長代理を務めている。昨年11月に訴訟は終結したものの、芸能活動再開には至っておらず、同番組への復帰も果たしていない。本人は独自のプラットフォームを作って芸能活動復帰することを示唆している。
同局の北中彰編成部長は「現在、探偵さんが局長代理という形で放送しており、引き続き、今後の松本さんに関しては従前通り、未定です」。吉本興業との会話は継続しているが、状況に変化はないという。
1988年に番組放送開始し、局長を上岡龍太郎さん、西田敏行さんが務めてきた長寿番組だが、松本が不在の形も1年を超えた。4代目局長の検討については「今のところは考えてないです」と否定した。
松本を巡っては、日本テレビ系「ダウンタウンDX」などを制作する読売テレビの松田陽三社長が4日、「松本人志さんが視聴者に受け入れられるかどうかが一番の我々の判断基準になる」と起用の基準についての考えを示しているが、ABCテレビは「(基準の)設定は考えていない。引き続き総合的に考え、現在は『未定』ということになってます」と説明した。
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