ピエマンソン(c)netkeiba 名牝カワカミプリンセスの孫となるピエマンソン(牡3、栗東・平田修厩舎)が、日曜中京10Rの昇竜ステークス(3歳・オープン・ダ1400m)で2連勝を狙う。
ピエマンソンは父ジャスタウェイ、母ミュゲプリンセス、母の父エンパイアメーカーの血統。母はJRAで未勝利だが、半兄のルイナールカズマは同じく3勝を挙げている。そして祖母のカワカミプリンセスは06年のオークスと秋華賞の覇者だ。
ここまで4戦2勝。昨秋の芝のデビュー戦は4着に終わったものの、ダートに替わった2戦目であっさりと初勝利を手にした。続く昇級戦は惜しくもクビ差の2着だったが、前走で2勝目をゲット。それも2着に6馬身差の圧勝だからインパクトがあった。馬っぷりも良く、このメンバーでも上位の能力を秘めていることは間違いない。
今回は試金石の一戦となる。相手は一気に強くなるが、前走の勝ちっぷりや時計から見て、能力上位は明らか。オープン初勝利を果たし、ダート路線の新星となってほしい。