【旅行ジャーナリストに聞いてみた】SNS映え「飛行機写真」が撮影できる日本の空港5選

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2025年03月13日 20:31  All About

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SNSで「映える」飛行機写真が撮影できるスポットは? 旅行ジャーナリスト・フォトグラファーの筆者がおすすめしたい日本の空港5選をランキング形式で紹介!
気軽に出かけられる空港は、レジャースポットとしても人気です。飛行機撮影を楽しむ人も増えていて、近年はSNSなどでも「映える」飛行機写真を多く見かけるようになりました。

ニコンカレッジの講師などを務めるジャーナリスト・フォトグラファーの筆者が、飛行機撮影におすすめしたい日本の空港をランキング形式で紹介します。(※撮影時は他の利用客に配慮しながらマナーを守って撮影を楽しみましょう)

第5位. 那覇空港

南国の美しい海と飛行機を撮るなら、沖縄で最も発着数が多い那覇空港がおすすめ。人気の撮影スポットは、空港の南にある「瀬長島」です。

瀬長島は数年前にリゾート化され、ホテルや商業施設ができて休日は観光客で混雑します。その瀬長島をはさんで2本の滑走路があり、それぞれ離着陸する様子を撮影できます。

飛行機の撮影は、基本的には「順光(被写体に正面から光があたること)」で行いますが、陸側にある第1滑走路は午後が順光、海側にある第2滑走路は午前が順光で、特に夕日がきれいな日は美しい写真が撮れます。旅客機だけでなく自衛隊機なども飛来します。

第4位. 成田空港

咲き誇る桜と飛行機が撮れる春ならではの撮影スポットとして有名なのが、成田空港の外周にある「成田市さくらの山」です。桜の時期には全国からフォトグラファーが集まり、とても混雑します。

国際線と国内線、外資系エアラインやLCC(格安航空会社)、さらに旅客機だけでなく貨物機の発着も多々あります。首都圏の空港で、羽田空港とはまた異なる飛行機が撮影できるのも、成田空港の醍醐味(だいごみ)と言えます。

第3位. 羽田空港

日本で最も発着数が多い東京国際空港(羽田空港)には、3つあるターミナルごとに展望デッキがあり、いずれも入場無料です。国内線や国際線、チャーター機などが絶え間なく発着します。

天気がよく、空気が澄んだ日に富士山と飛行機が撮影できるのは「第1ターミナル」。また、東京スカイツリーと飛行機が撮れるのは「第2ターミナル」です。第3ターミナルは24時間開放で、24時間運用の羽田空港が堪能できます。

第2位. 福岡空港

福岡空港は、飛行機撮影が楽しい空港の1つ。特に、国内線ターミナルの展望デッキが2020年夏にリニューアルされ、飛行機との距離が近く、また撮影もしやすくなりました。

展望デッキは午前中が順光で、夕方以降の撮影もおすすめ。風向きにより滑走路の運用が変わります。

国内線と国際線で7時〜22時まで離着陸が絶え間なく続きます。滑走路を挟んだ向こう側にある国際線ターミナルにも送迎デッキがありますが、ガラス越しのため飛行機撮影には不向き。

第1位. 大阪・伊丹空港

大阪・伊丹空港は、国内線専用ながら飛行機の離着陸が多い空港です。特に有名な撮影スポットが「千里川土手」で、着陸する飛行機が真上を通過するのは迫力満点。夜も美しい写真が撮れる、全国屈指の映えスポットとして知られます。

日中はスマートフォンでも撮れるほど飛行機が近く、また休日には多くの写真家が集まり、夜は三脚が土手に並ぶことも。滑走路の端にあり、終日ほぼ順光です。空港の運用時間は7時から21時で、それ以外の時間帯に離着陸はありません。
(文:シカマ アキ( 飛行機の旅ガイド))

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