JR貨物ダイヤ改正に合わせ「2025 貨物時刻表」発売、読み物も充実

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2025年03月15日 12:30  マイナビニュース

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鉄道貨物協会は15日、JR貨物のダイヤ改正に合わせて「2025 貨物時刻表」(334ページ、1冊2,500円)を発行した。最新の貨物列車時刻表に加え、巻頭カラー特集や巻末読み物ページも充実。鉄道貨物協会の販売サイトで販売(送料500円が別途必要)するほか、全国59カ所の書店で取り扱う。


「貨物時刻表」は、国鉄が貨車輸送の仕組みにもとづき、「発駅から着駅まで」「積込みから引き取りまで」を明確化する業務上の資料として作成したものが原型とされる。1978年から利用運送事業者用に発行し、1991年から一般向けに販売を開始したという歴史がある。現在、「貨物列車の時刻表としては唯一無二の存在」だという。



貨物鉄道輸送に詳しくない人でも楽しめる読み物が多く、貨物鉄道輸送の入門書としても活用できる。「2025 貨物時刻表」では、巻頭カラー特集記事として「鉄道コンテナ輸送の仕組み」「貨物駅・機関区の現場紹介」「臨海鉄道の紹介」「海外の貨物鉄道輸送の紹介」「絵はがきに見る貨物鉄道輸送」に加え、南田裕介氏のインタビュー「銀ガマと俺」も掲載。新たに巻末読み物ページを設け、「フーちゃんとシギくんの貨物のフシギ」など掲載している。


写真集ページもあり、風景と貨物列車が溶け合った写真を多数掲載。読者による投稿写真の傑作選「フォトギャラリー」も。とじ込み付録として「ペーパークラフトカレンダー」も用意し、自宅や職場の机に飾ることで、居ながらにして季節の風景と貨物列車の写真を毎月楽しめる卓上カレンダーとなっている。なお、「貨物列車運行図表(ダイヤグラム)は付きません」とのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)

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