「ららぽーとEXPOCITY」開業以来2度目の刷新、どう変わる?

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2025年03月16日 08:31  ITmedia ビジネスオンライン

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「ららぽーとEXPOCITY」がリニューアル

 三井不動産(東京都中央区)は、運営する「ららぽーとEXPOCITY」で3月27日にリニューアルする。


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 ららぽーとEXPOCITYは、2015年に大阪府吹田市に開業した大型商業施設。今回は開業以来2度目のリニューアルで、関西初出店1店舗、大阪初出店1店舗、新業態2店舗を含む新規・改装31店舗が順次オープンする。


 関西エリア初出店となるのは雑貨店「CITENユナイテッドアローズ」、大阪初出店となるのはワークマンのベーシック衣料ブランド「Workman Colors」で、いずれも4月24日にオープン。新業態としてはユニセックスのファッションブランド「Broken Base」が2月にオープンしているほか、牛たん・焼肉店の「肉丼利久」が4月下旬に登場する。


●空の広場が大幅に拡大


 施設面では、人気スポットの空の広場を約1200平方メートルから倍の約2400平方メートルへと大幅に拡大し、より快適な屋外空間とする。


 新しい空の広場には、人工芝スペースの大幅拡大に加え、子どもに人気のマウンド遊具(小さな丘や山のような形状をした遊具のこと)やポップジェット(地面に埋め込まれた噴水の一種)、くつろぎのためのベンチやテーブルを新設。子どもの遊び場として、また家族や友人との待ち合わせや休憩スポット、屋外での飲食スペースとして、多様なシーンで利用できるようにした。


 三井不動産は「パナソニックスタジアム吹田でのイベント前後の憩いの場としても活用いただくなど、日常的に立ち寄りやすく、思い思いの時間を過ごせる居心地の良い空間を目指す」とコメントした。


 EXPOCITYの駅側エントランスからオレンジサイド・グリーンサイドの階段にかけて、高さ2.6メートルの4面デジタルサイネージを28本設置。


 全方向から視認可能な柱状デジタルサイネージは、店舗・イベント情報を始めとした利用客の多様なニーズに対応した情報を発信するとともに、迫力ある多彩な演出で施設全体を盛り上げるという。


 多様なイベントが実施可能な総面積約2600平方メートルの大型展示ホール「EXPOCITYホール(仮称)」を、EXPOCITY施設内に新設。


 同ホールは、約1100平方メートルと約900平方メートルの2つの展示場に加え、高さ8メートル×幅40メートルの大型スクリーンおよび約250席の観客席が整備されたシアターを備えた大型展示ホールで、各種展示会やパブリックビューイング、発表会、音楽ライブ、スポーツイベントなど、多様なイベントを1日単位から開催できる。将来的には、三井不動産グループが運営する東京ドームや全国の商業施設と連携したイベント開催も目指すという。



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