2025スーパーGT岡山公式テスト au TOM'S GR Supra 3月16日、スーパーGT岡山公式テストの2日目午前の走行が岡山県の岡山国際サーキットで行われ、9時30分からスタートしたセッション3は、時折雨が強まる悪天候のなか、GT500クラスはau TOM'S GR Supraが、GT300クラスはPONOS FERRARI 296がトップタイムを記録した。
そんななか、ちょうど開始から30分が過ぎたところで、ダブルヘアピンふたつめのアウト側にENEOS X PRIME GR Supraがストップ。フロントを小破し、一度目の赤旗が提示された。再開後は少しずつ雨量が減ったものの、すぐにアトウッドカーブでGAINER TANAX Zがグラベルにストップ。スリッピーなコンディションの下、中断が相次いだ。
しばらくウエットコンディションは続き、さらにARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8のコースオフ、最終コーナーでapr LC500h GTがクラッシュしたことによるスポンジバリア補修とコース清掃など合計4回の赤旗が出ることに。4回目の再開後は雨量も多く、走行を見合わせる車両が多数となった。
そんなセッション3は、1分32秒306を記録したau TOM'S GR Supraがトップタイム。2番手には終了間際に1分33秒692にタイムを上げたARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16がつけた。3番手には同じく終了間際に1分33秒893を記録したDENSO KOBELCO SARD GR Supraが続いている。
4番手にはKeePer CERUMO GR Supra、5番手にAstemo CIVIC TYPE R-GTという順位となったが、このセッション3ではGT500クラスは13台がタイムを記録しているものの、GT300クラスの6台がGT500クラスの12〜13番手をベストタイムで上回っている。
GT300クラスはPONOS FERRARI 296が1分39秒416でトップタイム。UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが続きフェラーリ296 GT3が2番手に続くことに。3番手にはLEON PYRAMID AMGがつけたが、雨量からもあまり参考になるタイムではなさそうだ。GT300クラスは6台がタイムを記録していない。