目指すは勝利。GT300クラスに挑戦するVELOREXが岡山国際サーキットで体制お披露目会を開催

　3月16日、スーパーGT岡山公式テストの2日目午前のセッション3と午後のセッション4のインターバルを使って、2025年にUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIでGT300クラスに参戦するVELOREXが、ファンに向けてチーム体制発表お披露目会を行った。

　2024年は鈴鹿で表彰台も獲得、第7戦オートポリスではポールポジションを獲得した実績をもつUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIは、2024年から「挑戦と勝利」をミッションとした新ブランド『VELOREX（ヴェロレックス）』を立ち上げており、2025年からはエントラント名として採用する。

　迎える2025年に向けて、すでに岡山国際サーキットで公式テストがスタートし、今季もステアリングを握る片山義章とロベルト・メリ・ムンタンのコンビでUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIは激戦のGT300クラスのなかでもスピードをみせているが、そんな岡山公式テストの2日目のインターバルを使って、サーキットの1コーナーアウト側にあるテントでVELOREXのチーム体制発表お披露目会が行われた。

　会場には多くのファンが詰めかけるなか、太田雅文代表は2024年の成績を振り返りつつ、2025年の体制、そして1960〜70年代のレーシングカーからインスパイアされた2025年のカラーリングの説明などを行った。

　続いてふたりのドライバーたちが紹介された。登壇した片山は「昨年はポールポジション1回、表彰台を1回獲ることができましたが、今年はこのチーム体制となりフェラーリで2年目、ロベルトと戦うのは4年目となるので、その集大成をみせられるよう優勝したいと思います。ぜひ応援お願いします！」と力強く挨拶した。

　またメリ・ムンタンも「ミナサンコンニチハ！　今年もヨシアキとともに優勝、表彰台、そしてポールポジションを争っていきたいと思ってるよ。今年のスーパーGTに参戦することを楽しみにしている。アリガトウゴザイマス！」と日本語を交えながら笑顔をみせた。

　このお披露目会では、VELOREXアンバサダーとして起用されたCYBERJAPAN人気メンバーのENAさん、YUYUさんが登壇した。YUYUさんはモータースポーツ好きで「プライベートでもスーパーGTを観にいくくらい」だという。また、TONEアンバサダーの城戸ひなのさんも登壇し「今シーズンもチームの皆さん、ファンの皆さんと一緒に楽しく過ごしていきたいと思います」と挨拶した。

　体制発表お披露目会ではファンに向けた抽選会なども行われ、新たなチーム体制を印象づけた。

[オートスポーツweb 2025年03月16日]