
日曜ドラマ「ホットスポット」(日本テレビ系)の第10話(最終回)が、16日に放送された。
バカリズムが脚本を手がけた本作は、ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公(市川実日子)が、宇宙人と出会ったことから展開する地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。(*以下、ネタバレあり)
清美(市川)の働くホテルのオーナー(筒井真理子)と市長(菊地凛子)が裏でつながっていた。ホテルを売却して多額の利益を得ようとする2人の不正を暴き、売却計画を阻止し、宇宙人の高橋(角田晃広)を救おうとする清美、はっち(鈴木杏)、みなぷー(平岩紙)。
仲間が見守る中、高橋が自らオーナーの事務所に忍び込み、不正の証拠を手に入れようとするが、電源装置が落ちたため警備会社とオーナーが駆け付け、高橋は事務所内で逃げ場を失ってしまう。絶体絶命の高橋。さらに市長の不正を暴かないと、町は荒廃していくらしい。清美たちは、高橋と地元の未来を変えられるのか。
放送終了後、SNS上には、「絶妙な脚本。さりげなく現れる豪華キャスト。脱力系コメディーでありながら人間味にあふれている。会話劇としても秀逸。富士山の美観も見ものだった」「エロも暴力もなしで面白かった。バカリズムさんありがとう」「いいドラマだった 山梨に行きたくなった」「めっちゃ面白かった スペシャルか続編をやってほしい」「前代未聞の長編SF日常コントだった」「最終回も面白かった。伏線回収も素晴らしい。3人と高橋さんの関係性がよかった。バカリズムの脚本は心が温まるから好き」などのコメントが上がった。
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また、「角田晃広が“特別”にカッコよかった」「高橋さんの『特別ね』が好きなのではやってほしい」「もう高橋さんの『特別ね』が聞けないのが寂しい」「このドラマを見た人は、もし本当に宇宙人に遭遇してもすんなりと受け入れられるようになってしまったかも」「おばあちゃんになっても仲良し関係が続いていくのはすてき」「30年後も変わらない高橋さん。間違いなく女性陣が先に亡くなるわけで、それを考えたら切なくなった」といった声もあった。
そのほか、「はっちの『死ぬかハゲるかだったらハゲる方が良くないですか』ってせりふが面白かった」「ちょっとウェス・アンダーソンの世界っぽいなって思った」「『ガンダム』『E.T.』『スパイダーマン』へのオマージュが詰まっていた」
また、サプライズゲストの登場に「最終話で“大物空振りタイムリーパー”=山本耕史のほか、三浦透子、井之脇海たちの“無駄遣い”に笑った」などのコメントもあった。

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