OPPOのコスパ重視モデル「A3 5G」は、グローバルとほぼ同じモデルが日本でも販売されています。ところが海外で販売されているA3 5Gは、性能も外観も異なります。
実は海外で日本のA3 5Gと同じモデルの製品は「A3 5G Pro」として販売されています。日本向けのA3 5Gは海外のA3 5G ProにFeliCaを搭載して日本仕様にしているというわけです。日本向けに「Pro」の名前を外したのは、上位モデルの「Find X8」に対して下位の製品ということを印象付けようとしたからでしょうか。
海外のA3 5G Proは、日本と同じパープルとブラックの2色展開です。ところが別の国には日本にはないグリーンのモデルが存在します。中国で販売された「A3 活力版5G」です。日本のA3 5G、海外のA3 5G Proと中国のA3 活力版5Gは同じベースモデルの製品です。
ちなみに中国で販売中のOPPO「A3」は、グローバル版の「A3」と異なるなど、OPPOの型番展開はよく分かりません。地域ごとの製品ラインアップなどから、個別に型番を付けているのでしょう。
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A3 活力版5Gのグリーンモデルは中国・深センの家電量販店で見つけましたが、既に販売がほぼ終了しており、モックアップしかありませんでした。
映える色合いでありながらも落ち着きも感じられます。この色はあまりスマホでは採用されていないだけに、日本で出れば目立つこと間違いないでしょう。
中国のA3シリーズは他にも「A3i」「A3x」など複数のモデルが存在します。ミドルレンジクラスの製品は各社から毎月のように新製品が出てくるほど競争が激しく、マイナーチェンジモデルも多数存在するのです。
このA3 活力版も市場を活性化させるために出したようで、実際の販売時期は2カ月程度でした。そのため筆者も実機を見たことが無く、発売から半年が過ぎて、なぜか家電量販店でモックだけ飾られていたのです。
日本と同じモデルが海外で販売されていれば、海外旅行に行った際に現地で安価にケースを買うこともできます。また、海外通販サイトでも入手のチャンスが増えるでしょう。
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しかし、A3 活力版5Gは地元の中国でもケースの種類は少なく、深センのケース問屋街を回っても見つかりませんでした。それこそ中国なら100円程度でケースが買えるのですが、このモデルに関しては難しそうです。
グリーンモデルはグローバルでも出ておらず、中国でモックを見つけることができたのはラッキーでした。中国メーカーのスマートフォンはこのように、日本にないカラバリが中国にあったりします。旅行に行った時は、ぜひ家電量販店やメーカーショップを訪問してみてください。
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