
そこで携帯電話各社が提供する料金プランから、2025年春、お買得度の高い料金プランをご紹介。今使っている携帯電話会社から乗り換えも前向きに検討したくなるプランもあるかもしれません。
NTTドコモ - ahamo(アハモ)
「ネット専用プラン」として登場し、多くの携帯電話会社の料金プランに影響を与えたNTTドコモの「ahamo」は現在もオススメできる料金プランです。月額料金は税込2970円。データ通信量は以前は20GBでしたが、現在は30GBに増量されています。さらに音声通話も、1回あたり5分以内であれば無料なので「ちょっとした電話」で通話料がかからないのも使い勝手のいい料金プランといえます。
もちろん「NTTドコモの1プラン」という位置付けなので、MVNO(大手携帯電話会社から、回線を借り受けサービスを提供する事業者)に比べると、お昼どきなどに通信速度が低下しづらい点も使い勝手のいいプランといえるでしょう。
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※「残価設定型24回の分割払い」で購入した対象機種の端末を、適用条件を満たした上で23カ月目までに返却すると、24回目(残価)の分割支払金の支払いが不要となるプログラム(実質、機種によっては半額近いお得な価格で機種を利用できるプログラム)
IIJmio(アイアイジェイミオ) - ギガプラン
インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する「IIJmio」のギガプランも今春注目の料金プランです。2025年3月1日からはギガプランの一部が見直され、値下げやデータ容量の増量が行われています。料金・データ容量のバリエーションも多く、最安の月間2GBのプランは850円。最も容量の大きなプランは、以前の50GBだったところ、55GBに増量され、3900円で利用できます。実際に使い勝手の良さそうな5GBのプランは950円、10GBや15GBのプランも1000円台です。申込期間によっては、キャンペーンでさらに割引や容量の増量があることも。
またドコモ回線を利用する「タイプD」、KDDI(au)回線を利用する「タイプA」の2種から回線を選ぶこともできるため、よく使う場所の通信状況などに不満があれば、違う会社の回線を選んで、通信状況の改善に期待することもできます。
日本通信 - 合理的プラン
MVNOの中では、老舗ともいえるのが「日本通信」です。
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その中でも「50GBプラン」は、なんと月額2178円と、月間に使えるデータ容量が50GBもの大容量プランとしては最安クラスです。
さらに通話料は1回あたり5分以内の通話が無料、もしくは月に合計70分までの通話無料を選ぶことができます。同様のサービス内容を他社で契約すると4000円以上はするため、約半額の料金プランとして、コストを下げたい、でもデータ容量を我慢などしたくない人には、もっとも合ったプランでしょう。
他にも魅力的なプランはたくさんある
今回ご紹介した料金プランは、たくさんの選択肢がある中のごく一部です。携帯電話の買い替えの際、現在の料金プランが合っていればそのままでもいいと思いますが、せっかく契約手続きを行う機会ですので、いろいろな会社から出ている料金プランについても話を聞いてみたり、調べてみるなどし、ぜひ見直しを行ってみてはどうでしょうか。【この記事の筆者:迎 悟】
家電量販店やキャリアショップなど、多数のチャネルで携帯電話販売の最前線に10年近く従事。その経験をもとに、現在はフリーランスライター・ブロガーとして活動している。携帯電話販売の現場インタビューや契約・使い方のハウツーを中心に、さまざまな媒体で執筆中。
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