
「この会社、大丈夫?」と不安に思う出来事があれば、退職を考えるのは自然だろう。転職もまだ売り手市場だから、留まる必要はない。
茨城県に住む50代男性は、急きょ体調不良で仕事を休んだら、その翌日に出勤するなり上司に驚きの言葉を掛けられたようだ。男性はもともと別の日に有給休暇を取っていたが、「その日に出勤しなさい」と言われたという。(文:真鍋リイサ)
「経費で女性スタッフを数万のディナーに連れていく」バブリーな社長も
上司の命令とは言え受け入れられるはずもなく、男性は「体調不良で休んだ日を有給休暇にしてください」と主張すると、上司はまたもや信じられないような言葉を返してきたそう。
「『うちは有給休暇は推奨していない』と言われた。何のための有給休暇だと思った」
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有休は従業員の権利だが、「推奨していない」とはどういう意味だろうか。男性はすでに退職しており、「今では考えられません」と結んだ。現在の会社ではきちんと休みを取れているようだ。
また、神奈川県に住む50代前半女性は
「数年前にある外資系企業で働いていた際に社長が会社経費で浴びるように接待費を浪費していた。まさにバブル期の人で、会社の代表になったのも初めてのようで浮かれていた感じでした」
と社長の浪費ぐせを明かした。
「自分が気に入った女性スタッフの退職時にだけ数万のディナーに連れていったり、昼ごろに出社してお気に入りメンバーとランチしてどこかえそのまま消えていく」
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全く「身のある仕事」をしているようには見えず、社長だけでなく周囲の社員にも恐怖を覚え、退職を決意したという。
「このご時世でいまどき、こんな経費の使い方するのか? 本当に疑問だったし、長くいるメンバーも誰も何も言わないので、怖くて転職した」
女性は「企業の代表は何をしてもいいのか? 驚きました」と振り返る。社長が私物化するような会社を辞めて正解だっただろう。
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