谷原章介「いろんなことを考えて積み重ねなければたどり着けないお芝居」いしだあゆみさんしのぶ

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2025年03月18日 09:57  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

谷原章介(2021年3月撮影)

18日に放送されたフジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜午前8時)で、俳優いしだあゆみさんが甲状腺機能低下症のため、3月11日に76歳で亡くなっていたことが伝えられた。MCで横浜育ちの谷原章介は、石田さんのヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」に触れた。


「覚えているのは、ブルー・ライト・ヨコハマ。あの曲がよくかかっていたんですよ。節目節目でいろいろな番組で回想の場面とかで。この方、歌を歌っていたんだけど、女優さんなんだなって」と、最初に抱いた思いを明かした。


いしださんがドラマや映画などで活躍し始めた後の印象も語った。


「とてもすてきなたたずまいで、お芝居自体もシンがあって、冗舌ではなくて、すごく正直で直裁(ちょくさい)な物言いをされて、気持ちのいいしゃべり方でした。もともとは役者さんではなく歌手で」


最後の出演となった映画での演技についてはこう締めてしのんだ。「だんだん年を重ねていったなか、遺作となった映画(『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』)のあのたたずまいは本当にすごいな。鉄のかたまりのような、ドシッと重いものがありつつも、柳葉敏郎さんにちょっかいを出して笑わせたり、子どもが万引したらやさしく包み込んだり。人としていろんなことを考えて積み重ねなければ、こういうお芝居にはたどり着けないんだろうな」と話していた。

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