
カナダの航空会社エア・カナダは、ミシュランガイドで星を獲得しているシェフ、橋本昌樹氏を日本食の機内食監修者に任命した、と発表した。
橋本氏は、トロントを拠点に、「Kaiseki Yu-zen Hashimoto(懐石遊膳橋本)」のオーナーシェフとして、カナダで40年以上日本の伝統的な懐石料理を提供している。
橋本氏が手がける特別メニューは、3月1日からカナダ―日本間の全便のシグネチャークラスで提供されている。橋本氏が厳選した伝統食材を生かし、前菜(膳菜)には「きんぴら蓮根」、小鉢(小物)には「ゴマ豆腐わさびソース添え」、主菜(食事)には「豆腐、ねぎ、白菜と共に煮込んだ牛すき焼きの紅生姜添え」など、年間を通じて6種類の料理を用意している。全てのメニューに白米とみそ汁が付く。
SSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)認定唎酒(ききざけ)師(日本酒ソムリエ)の資格を持つ橋本氏の息子、慶氏が厳選した日本酒「人気一 ゴールド人気 純米大吟醸」を機内食に合わせて提供するほか、今春、「ノリタケ食器」と提携する、としている。
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