「推し魚」をお披露目した長崎県の大石知事(左)と新上五島町の石田町長=17日、長崎市 長崎県は、水産物の消費拡大や地域の活性化を図るため、産地自慢の魚を紹介する「推し魚(おしうお)」プロジェクトを始めた。その第1号として、新上五島町の養殖クロマグロを決定。長崎市内でお披露目会を開催した。
石田信明町長は「脂身のくどさが全くなく、本当においしい。普通のクロマグロとは全然違う」とアピール。「日本中の方に、外国の方にも食べていただきたい」と語った。
県は、推し魚の選定により、その食体験が訪問の目的となる観光振興面での効果も期待しており、大石賢吾知事は「町とともに推し魚の魅力を発信する」と強調した。町内では生本マグロを使ったメニューを提供する飲食店フェア、生本マグロ解体ショーなどが行われる。